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ジオストーム
2018年02月03日

T0022339p.jpgいやはや、寒いなんてもんじゃありませんな。
四十何年振りかの寒波なんですって?
特に冬が苦手なアッシには毎日が修行のような生き地獄であります。

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くっそサブ~!
風邪ひいてまうわ!


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「こらこら! なにをダラけとるかー!」
「パトラッシュ・・・僕はもう疲れたよ。なんだかとても眠いんだ・・・」
「誰がパトラッシュじゃ、アホ。 シロクマらしくシャンとせんか!」
「寒くてやってらんないよ。 あ~、コタツにもぐりたい、温泉につかりた~い」
「ダメだ、こりゃ」


シロクマもへばる、この寒さ。 なんとかならんもんかね。

天気というのは健康や仕事など、日常生活に深く関わります。
人生を左右すると言っても過言ではありません。
この天気を自在にコントロールできるようになれば、それこそ人間は神に近づきます。 ほぼ無敵です。
春夏秋冬が無くなってしまうようなことまでしなくてもいいですが、台風や竜巻、集中豪雨など、災害を未然に防げるようになればいいのですがね。

・・・と言うわけで。
それが実現しちゃいました。 映画の話ですが。
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世界中のあちこちで異常気象が続き、「マジ、もう無理!」と根を上げた世界17ヶ国が一致団結。
お金を出し合って、地球上空の宇宙空間に、天気を自在にコントロールできる衛星ネットワークを開発。
全世界の天気が管理されることにより、人類は気象災害とは無縁の日常を手に入れた。
台風とか寒波とか熱波とか、水害や干ばつなどは過去の遺物。
人類は快適な自然との調和を手にれたはずだったが・・・・

ある日突然、衛星が暴走を始め、これまで考えられなかったような殺人的異常気象パニックが世界各地で発生。
気象制御衛星ネットワークを開発した主人公のエンジニア、ジェイク・ローソン(ジェラルド・バトラー)が原因の究明と事態収拾のために宇宙へ飛び立つが、実は故障と思われていた一連のアクシデントは全て何者かが人為的に仕組んだ陰謀だった。
乗っ取られたシステムを奪い返し、滅亡の危機に瀕した人類を救うことができるのか。
地球の命運は一人の男に託された・・・・・・・


【せかいのてんきよほ~】
「みなさま、こんにちわ。 世界の天気予報の時間です。 本日も世界各地の空模様をお伝えしていきます。 まずはレポーターを呼んでみましょう。 今日はどこに行ってるんでしょうか。 気象予報士のジェラルド・バトラーさ~ん」
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「は~い、どうもぉ。 ジェラルド・バトラーでーす」
「あれ? ラッセル・クロウですよね?」
「そのジョークは笑えませんよ」
「失礼しました。 バトラーさんは今日はどちらにおられるんですか?」
「どこだと思いますか? 実ですね、国際宇宙ステーションなんですよ」
「それは凄いですね。 どうやって侵入したんですか?」
「ちゃんとアポとって正規なルートでお邪魔させてもらってますよ」
「それは良かったです。 では世界各地の天気を伝えてくださーい」
「まずはアフガニスタンです」
「しょっぱなから、その国ですか」
「今日のアフガニスタンの一部の村では人が凍るほど寒くなっております」
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「そりゃまた寒いですね」
「寒いなんてレベルじゃないですね。 これほどピンポイントのエリアだけがこうなるのは普通じゃないですね」
「ターミネーターのT-1000が液体窒素で凍るシーンみたいだな」

「次は香港です」
「蔵野さんがどうかしましたか?」
「ホンコンさんは関係ありません。 私が言ってるのは香港です」
「同じですね」
「同じじゃないです。 香港では地底からマグマが噴出し、大規模な地割れが発生しております」
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「香港って地震がないっていいますけどね」
「でも地下には古代の超巨大火山があることが分かったってニュースが昔やってました。 それがボン!しちゃったんでしょう」
「急に?」
「急にです。 噴火直前には道路で生卵を落としたら目玉焼きができたらしいですよ。 人は普通に立って歩けるのに」
「そりゃ便利だ」
「でもこの地割れのせいで、いくつものビルが倒壊して大惨事になっております」
「おや大変」

「お次は日本の東京。 銀座ですね」
「ザギンでシースーしたいですね」
「パイオツカイデーのチャンネエとね」
「いいですねえ」
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「ザギンではでっかいヒョウが降りました」
「うっひょお~っ!」
「言うと思いました」
「どんなヒョウが降ったんです?」
「ゴルフボール大のものから、デカいやつだと直径5メートルくらいですかね」
「5メートル? それはもはやヒョウとは言わないのでは?」
「ほぼ隕石ですね。 いや、隕氷と言うべきか」

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「リオデジャネイロの海岸も強烈な冷凍の嵐に襲われてます」
「アフガニスタンみたいに、人が凍ってるんですか」
「すごいですよ。 人が一瞬にして氷のお人形さんになっちゃうんですよ」
「アナ雪みたいですね」
「その一帯が、あっという間に帯広の氷まつり状態」
「それはそれで楽しそうだな」

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「竜巻が多いと言えばアメリカですが、その次に多い国は実はインドなんですよ」
「ほぉ。竜巻銀座ですか。マキツタのザギンでシースーですな」
「インドでは今、竜巻が大量発生。 今が飛ばされ時の出血大安売り」
「いらないなあ」
「おちおちカレーも食ってられませんね」

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「ロシアが今アツい!」
「3月に大統領選挙ですからね」
「そうではなくてマジで暑いんですよ」
「雪が溶けてるとか?」
「建物が自然に燃えだすくらいですかね」
「もはや地球の話じゃありませんね」

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「ドバイではビルを呑みこむほどの大津波が襲来」
「近辺で地震でもあったんですか?」
「ないですね」
「ない? ないのに津波が来たんですか?」
「みたいですね。 まあ深く考えないでください」
「分かりました。 考えないようにします」

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「バトラーさん。 何でこんなに世界中で気象パニックが起きてるんですか?」
「世界各国が共同で作った気象制御コントロール衛星があったでしょ?」
「ああ、ありましたね。 通称ダッチワイフでしたっけ?」
「それは悪意のある間違いです。 正しくはダッチボーイです」
「ああ、そうでした。ダムの決壊を指でふさいで村を救った少年の物語から採られてるんでしたね」
「そのダッチボーイに不具合が発生したんです」
「人間が作るものに完璧なものはありませんからね」
「しかし、人類の存亡に関わる一大事です。 神の領域に触れるようなことをするのはリスクも高いということです」
「どうするんです? 修理しなきゃいけませんね」
「ダッチボーイを開発したエンジニアが国際宇宙ステーションへ飛び立って修理に向かいます」
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「この人ですか? あっ、ラッセル・クロウですね」
「再び笑えないジョークですね」
「再び失礼しました」
「彼はジェイク・ローソンと言います。 ちなみに実家がコンビニというわけではありません」
「ボケようと思ったら先に言われてしまいました」
「ジェイクが行けば問題解決かと思いきや、なぜか何者かに妨害されてるようなアクシデントが立て続けに起こります」
「穏やかじゃありませんね」
「実はこれ、陰謀だったのです」
「マジなやつですか?」
「だいたい陰謀ってのはマジです」
「世界の天気予報をレポートしていただくはずが、ただならぬ話になってきましたね」
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「ダッチボーイは目下のところ、便宜上はアメリカの管理下にあるのですが、間もなくアメリカの手を離れて管理権が国連に移譲されます」
「まあ、一応は関わった多くの国のものですからね」
「でも、ダッチボーイは使いようによっては兵器としても使えるのです。 アメリカ政府の人間がこのダッチボーイを手放したくないとすればどうでしょう?」
「政府が? 国ぐるみの陰謀? こりゃまた話がでかくなりましたね」
「ダッチボーイの暴走を見て、国連が"こんな不良品、押しつけられたら困る"と受け取りを拒否すればアメリカの管理化の状態が続くのです。 陰謀者の狙いはそこです」
「え~っ? でもダッチボーイを我がものにするために自分が住んでる地球をワヤにするんですか? それでもいいってことかな?」
「大それたことをやるあまりに、ちょっと変になってるんでしょう。 まあどうにでも被害の加減はできますし、人為的なことだとはバレにくいでしょうから」
「アメリカ政府がってことは、黒幕が大統領ってことですか?」
「おお、いいところに気がつきましたね」
「いや、普通そう考えるでしょう」
「でも、そう考えるのが素人の浅はかさ」
「どっちなんですか」
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「いずれにしても、ダッチボーイの暴走を食い止めなければなりません。 ただのエンジニアとは思えない、ベテランの宇宙飛行のようで、身体能力もガチ凄いジェイク・ローソンが大活躍しますよ」
「は? 大活躍? あのラッセル・クロウに似た人のことですか?」
「まだ言うとるかぁーっ!」
「どうしました? 急にキャラが崩壊しましたが」
「ええーい、もうヤメだヤメだ。 実は何を隠そう、俺は気象予報士などではない。 俳優のジェラルド・バトラーだ!」
「道理で」
「今までウダウダと話してたのは全部映画の話だ」
「やっぱり。 あんなこと有り得ませんもんね。 バカバカしい話ですね」
「バカバカしいとか言うんじゃない。 俺の映画だぞ。 全国の映画館で絶賛上映中だ、みんな観に行けよー!」
「番宣が目的だったんですね」
「アメリカではな、ことのほか評判が悪いんだ。 ビチクソが漏れるぐらいボロカスにけなされてるんだぞ。 なんとか挽回せにゃあならん」
「さぞや、お金もかかってるでしょうしね」
「世界興行収入で言えば、元は十分取り返したが、アメリカ国内の成績じゃ製作費の3割しか回収できなかったんだ」
「ガチスベリじゃないですか」
「言うな! 監督がディーン・デブリンだ。 俺も最初、「誰だ、そいつ」って思ったよ。 聞くと、ローランド・エメリッヒの作品の多くで製作とか脚本を担当してきた奴で長編初監督でね。 やってることはエメリッヒのマネごとなんだ」
「嫌な予感はしてたんですね」
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「スニークプレビューってご存知かな? 公開される前にタイトルなどの情報を伏せたまま、集まってもらったモニターに出来上がった作品を観せて反応を伺う覆面試写会みたいなもんだ。 この映画はスニークプレビューの時からすでに評判がよろしくなかった」
「おやおや」
「だから、1500万ドルかけて再撮影したんだ。 プロデューサーにジェリー・ブラッカイマー呼んで、監督も「ラストサマー2」のダニー・キャノンに頼んでな。 そういうことをやり出した時点でお先真っ暗さ」
「そんな手を打っても酷評されてるわけですな。 ご愁傷様です」
「確かにツッコミどころは山ほどあるよ。 荒唐無稽にもほどがあるさ。 でもな、こういう映画はそういう面も込みで楽しむのが暗黙の了解だろ」
「そういうもんですかね」
「だいたいだな、有り得ないことがスクリーンの中で起こるから映画は面白いんだろが。 それをなんだよ。 どいつもこいつもアラ探し目的で映画を観に来てるようなもんじゃないか。 悲しいな俺は」
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「この手の映画ってのは人物描写がおざなりになったりするもんですが、この映画はどうです?」
「ディザスターを見せてナンボの作品だし、そんなドラマ部分に時間なんか裂くわけないだろ。 こういう娯楽映画はテンポか大事なんだよ。 なにか?3時間も4時間もしつこい人間ドラマ込みのCG映画を観たいのかよ」
「じゃあ、分かりやすい娯楽で通してあるわけですね」
「ああ分かりやすいとも。 よし、今から問題を出してやろう」
「あまり時間がないんですがねえ」
「実はアンディ・ガルシアが演じたアメリカ大統領は、命を狙われる側であって犯人ではない。 そこでズバリ、悪役を演じた俳優を当ててみろ。 次の3人の中にダッチボーイを使って陰謀を企てた悪人がいる。 題して『悪役は誰かクイズ』だ」
「難しそうだな」
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「1番ジム・スタージェス」
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「2番ダニエル・ウー」
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「3番エド・ハリス さあ、誰かなあ?」
「3番のエド・ハリス」
「正解だ。よく分かったな」
「分かりますよ、そりゃ。 分かりやすすぎるわ! どう見たって2~3人殺してる顔でしょ」
「人を顔で判断するのは良くないな。 エド・ハリスに失礼だぞ」
「おたくがイジってるんでしょうが」
「なんにせよ、娯楽映画は分かりやすさだ。 観客を混乱させたって何の意味もない。 ストーリーの多少のヒネリは必要だが、変に奇をてらっても観客の気が散ってしまうだけだ」
「自分が監督みたいなことをおっしゃる」
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「CG以外でこの映画の特色をあげるならば、女性が大活躍するってところだ」
「時代ですねえ」
「特にシークレットサービスの捜査官サラ・ウィルソンを演じたアビー・コーニッシュには驚かされたよ。 彼女にあんな資質があったとはな。 銃をチャッと構える動作の勇ましさと、大声を張り上げた時の凄味に色気さえ感じる」
「たしかにこういう美人が男勝りな所を見せるとグッときますよねえ」
「その他にもアレクサンドラ・マリア・ララが演じたISSの司令官や、ザジー・ビーツのデータ・アナリストといった女性キャラが大活躍。 この3人の女性がいなければ大災害の陰謀は阻止できなかったと言ってもいい」
「ステキじゃありませんか」
「だけど映画はアメリカじゃスベったんだよなあ。 製作国でウケなかったのは恥ずかしい」
「まあ、これからじゃないですか」
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「でも日本ではまあまあウケてるみたいだな」
「日本人というよりアジア人は何でもアリなテイストをちゃんと分かってるんですよ。 バカ映画の楽しみ方を肌で知ってる。 余計な頭を使うのが嫌いなのか使えないのかは知りませんがね」
「なんか引っ掛かるな」
「客を楽しませてこそエンタテインメント。 B級映画だろうとC級D級だろうとスケールのでかいバカをやる心意気を受け止めてくれるのが日本人のいいところですよ」
「5年前にも来日したがあの国はいい国だ。 よし、今度お忍びで日本に行ってみよう」
「ザギンでシースーですね」
「そのあとギロッポンでパイオツカーデーのチャンネエとミーノーでそのあとテルホにイン!」
「いいですねえ」


「賢人のお言葉」
 
「誰もが天気のことを話すが、天気をどうにかしようという人はいない」
 マーク・トウェイン
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