他にもこれ観ました 11月編(上)
2017年11月21日

「バリー・シール/アメリカをはめた男」
バリー・シール(1939~1986)。
もう、とうにこの世にはいないが、アメリカに実在したパイロット、バリー・シールはとにかく働き者だった。
働いて働いて働きまくって世界の大空を飛びまわった。 カタギの仕事ではなかったが・・・・
大手航空会社TWAのパイロットだったバリー・シールは、その卓越した飛行技術を見込まれ、CIAからお声がかかる。
中米のグアテマラやエルサルバドルへ跳び、偵察写真の撮影をするというミッション・インポッシブルなアルバイトだ。
エアロスター600という最新鋭の小型飛行機を支給してもらったバリーは速攻でTWAの仕事を辞めた。
1980年、コロンビアを訪れたバリーは、麻薬カルテルの大物パブロ・エスコバルから、コカインをアメリカに直輸送する仕事を依頼される。
どう考えてもヤバい仕事だが、1キロ当たり2000ドルという報酬に目がくらんだバリーは仕事を引き受ける。
そこから彼は止まらなかった。
CIAの仕事とのかたわら麻薬や武器をバンバン密輸しまくった。
81年、ビジネス拡張のためにアーカンソーの飛行場付きの一軒家に妻子と共に引っ越し、稼ぎに稼ぎまくり、マネーロンダリングが追い付かず隠し場所に困った札束が家の中であふれていた。
だが、怖いもの知らずな彼の運び屋稼業に翳りが訪れる時がもうそこまで来ていた・・・・
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そんなにカネカネカネ・・・って言ってる男でもないのに、頼まれる仕事は危ない橋にも関わらず、なぜかなんでも引き受けてしまうバリー・シールという男はまことに面白いというか、アホなのかカシコなのか。
麻薬カルテルの仕事も捜査当局にマークされ出すとそこから状況はどんどん悪化していき、やがては悲劇的な幕切れが待っています。
何がそこまで彼を突っ走らせたのでしょうか。 非常に謎な男です。
不思議なもので、調子こいてるダメ男を演じているトム・クルーズが以外にハマってるのですね。
実際のバリー・シールはデブの冴えない風貌なので、びた一文似ていないビジュアルはまあいいのですが、ヤバい状況でも終始余裕をかましてヘラヘラしてるトム・クルーズがいい味を出して、ストーリーを引っ張っています。
「ザ・マミー」が目も当てられなかったことを思えば、名誉挽回の快作です。
トム・クルーズ、早く怪我が治ってほしいですね。










「アトミック・ブロンド」
これは面白かったですねえ。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のフュリオサ役に勝るとも劣らないシャーリーズ・セロンのハマり役がまた一つ生まれたと言ってもいいのではないでしょうか。
シャリ姐様が演じるのはMI6の凄腕エージェント、ローレン・ブロートン。
彼女がロンドンの本部で上司にミッションの報告として、「10日前に何があったか」を語り出す、フラッシュバック形式で描かれるサスペンス・アクションです。
壁が崩壊する直前のベルリンを舞台に、KGBのスパイに奪われた各国機関のスパイの名前が載ったリスト奪還の任務を負ってベルリンに乗り込んだローレン・ブロートンの非情かつ凄絶なる戦い。
協力者に見えて腹に一物抱えているエージェント、パーシヴァル(ジェームズ・マカヴォイ)の不穏な動き。 そしてリストと共にローレンが探す二重スパイ"サッチェル"とは何者か。
二転三転する硬派なストーリーもさることながら、シャリ姐様が体を張った、見るからに痛そうなアクションの数々もド迫力。 そして80年代の一発屋ナンバーが網羅されるマニアックな音楽構成。
荒々しさの中に光る洗練された玄人仕事が滲み出た、ハードなスパイものです。
いきなり氷風呂に入ってるシーンから強烈ですが、ウォッカを飲んで、アホほどタバコを吸いまくるローレン・ブロートン。
戦闘術はもっぱら接近戦のステゴロ。 後半ちょっとだけ銃を使うシーンもありますが、手や足を出した方が早いと言わんばかりに、ジャッキー・チェンのごとく、そこらへんの物を使って相手をシバきまくるシャリ姐様の勇ましきお姿はまさに痛快そのもの。
子供が見たら泣くような鬼の形相で敵をどつき回す、蹴り倒す。 こんなシャリ姐様は滅多に見られません。
圧巻はアパートの階段で繰り広げられる7分半のワンカット・アクション。
カメラの近さも考えたら、一体どうやって撮ったのか。
映像も音楽もシブく、そしてカッコいい我らがシャリ姐様の魅力が満載です。










「彼女がその名を知らない鳥たち」
「凶悪」、「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督の最新作は、沼田まほかるの同名ベストセラーを映画化した愛のミステリー。
蒼井優と阿部サダヲの共演で、オール関西ロケ。
大阪弁で男を罵倒する蒼井優がなんとも艶めかしい。
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十和子(蒼井優)は働きにも行かず、15歳年上の同居人・陣治(阿部サダヲ)と同居している。
建築現場で働く陣治は何かと十和子のことを心配して一日に何度も電話をかけてくるぐらいなのだが、十和子は不潔でがさつな陣治に「アンタみたいな男に触られたらムシズが走るわ!」などと常に悪態をついている。
それでも陣治の少ない稼ぎに頼ってぐうたらな生活を送る十和子、罵られても罵られても「十和子のためやったら何でもできる」と言い続ける陣治。
十和子は8年前に別れた男、黒崎(竹野内豊)のことが忘れられない。
ある日、十和子は百貨店に腕時計の修理の件でクレームを入れ続けていたことから、部屋を訪ねてきた百貨店の営業マンの水島(松坂桃李)とつい深い関係になる。
黒崎の面影を感じさせる水島との情事に溺れてゆく十和子だが、それに気づいているらしい陣治に尾行されていることを知って戦慄を覚える。
というのも、十和子が黒崎とまた会っているのではないかと勘繰った姉に、陣治が「それだけは絶対ないです」と言い切り、ほどなくして訪ねてきた刑事から黒崎が5年前から行方不明になっていることを知らされていたからだ。
黒崎の疾走に陣治が関わっているのか。
この先、水島にも危険が及ぶのではないかと十和子は怯えるのだが・・・・・・
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十和子と陣治は結婚していない。 同居はしているが肉体関係はない。 この二人はどういう関係なのか?
それでいて十和子のことを片時も目を離したくないほど執心する陣治。
十和子が黒崎と別れることになった経緯など、不可解なファクターが散りばめられた奇妙なカップルの愛憎劇はラストで一気にすべてが収束します。
真相は早い段階で薄々感じるのですが、それでも陣治という男の真っ直ぐすぎて美しくも切ない純愛が浮かび上がる、本筋とは別の話のようなフラッシュバックのラブストーリーがキュンとなります。
黒崎も水島もクソ野郎なので余計に陣治の愛する人を大切にする心が温かいですね。










「おじいちゃん、死んじゃったって。」
春野吉子は自宅の2階の部屋で彼氏の圭介とセックスをしていたが、ずっと鳴り続けている電話に出ると、それは祖父の訃報だった。
吉子はベランダに出て、玄関の外で植え木の手入れをしている父・清二に声をかけた。
「おじいちゃん、死んじゃったって。」
「九州の小京都」と言われる熊本県の人吉市の田園広がる田舎で、祖父の葬式に集まったみんなそれぞれの本音があふれ出す家族の物語。
「グラブル」やソフトバンク、資生堂などの多くのCMを手掛ける森ガキ侑大の初長編映画作品です。
長男・昭男(岩松了)・・・仕切りたがりで恩着せがましい。 バツイチ。
ふみ江(美保純)・・・昭男の別れた妻。 春野家とはあまり関わろうとはしない。
洋平(岡山天音)・・・昭男の長男。 ひきこもりの浪人生。
千春(小野花梨)・・・昭男の長女。 冷めた目で周りを見ている女子高校生。
次男・清二(光石研)・・・最近、家族に相談もなく会社を早期退職。 事なかれ主義。
京子(赤間麻里子)・・・清二の妻。 母親を粗末に扱う夫に怒りが爆発する。
吉子(岸井ゆきの)・・・清二の長女。OL。 人の死について考え続けている。
清太(池本啓太)・・・東京の大学に通っているが父の退職により学費のことが心配。
長女・薫(水野美紀)・・・独身。 都会で成功を収めて、金回り良し。 フェラーリで帰省。
祖母・ハル(大方斐紗子)・・・息子の顔も分からないぐらいボケている。
長男家族も次男家族も長女も祖父母とはほとんど疎遠だったのが分かるほど、それほど祖父の死を悲しんでる感じではありません。
まあ多くの家族の葬式でもよく見られる光景なのでしょう。
今さら悲しめと言ったって難しいので、葬式の形だけはちゃんとしようとするその責任をめぐって、そりの合わない兄弟がいさかいを始めるのを皮切りに、みんなが腹にためていたことを吐き出したり、自分を見つめるいい機会になったりと、最初は義務感だけでひとつの場所にやってきた家族のみんながそれぞれ一皮むけて帰って行くのです。
ストーリー的にはよくある題材ですが、コミカルな部分もシリアスな部分もバランスがよくて安心して観ていられる一品。
キャッチコピーにあるように、家族ってほんっっっとに厄介。
おばあちゃんの絶叫が感動でしたね。










「IT/イット "それ"が見えたら、終わり。」
ホラーの帝王スティーヴン・キングの原作を実写化した恐怖映画。
予告編とか観てたら「キャーッ、怖そ~」って思うでしょ。
フフフのフ。 甘いな。 元はスティーヴン・キングでっせ。 ただただ怖がらせるだけのチャラい話では終わりませんのじゃ。
遊園地気分で映画館に詰めかけた中高生の諸君、残念じゃったのぉ。 全然怖くなかったじゃろ。
怖くはないが、これなかなかいい映画ですわ。
ホラーというよりはモンスター映画ですね。 しかも青春ジュヴナイル色の濃いドラマがいい。
メイン州のデリーというアメリカ北部の田舎町という架空の町が舞台。
そこで子供が次々と姿を消す事件が多発しているのですが、それはペニーワイズというピエロの姿をしたモンスターの仕業。
神出鬼没にして変幻自在。 子供の恐怖心を利用した幻覚を見せて襲いかかり捕食する。
子供たちを恐怖に陥れているモンスターに、7人の子供たちが力を合わせて立ち向かっていく話なのですが、これは同時に、人生に立ちはだかる壁を乗り越えようとする少年少女の成長の物語になっています。
みんなそれぞれ個性があり、抱えている悩みも千差万別。
幼い弟が最初の犠牲者になり、弟が生きていると信じて探し続けているビルは吃音症で内気な少年。
赤毛のせいで偏見にさらされ、父親から虐待を受けている女の子ベバリー。
ビルの親友でおしゃべりメガネ君のリッチーはもろにピエロが嫌い。
ユダヤ人家庭のスタンは家の壁にかかっている絵画の不気味な女が怖い。
母親の過剰な過保護にうんざりしているぜんそく持ちで神経過敏なエディ。
火事で両親を亡くしたトラウマが未だ癒えないマイク。
いじめっ子の標的にされている肥満児のベンは図書館が友だちの詩人。
怖がる子供の肉が美味になるということでペニーワイズは7人のそれぞれが怖がっているものを色んな形で見せて苦しめます。 その時点で即どうこうしてしまうわけではなく、幻覚から覚めれば「あ~怖かった」で済む場合が多いので正直、恐怖感は「そんなもんか」です。
しかし前述したように、この映画はホラー版「スタンド・バイ・ミー」なのでそこがいい。
どのキャラが一番気に入ったかといえば人それぞれでしょうが、アッシは断然太っちょ君のベンだね。
ニューキッズ・オン・ザ・ブロックのファンというのがシブい。
♪ステップバーイステーップ♪ 懐かしいな。
ベバリーへの恋が実ればいいなって密かに応援してたんだけどなあ・・・・










「セントラル・インテリジェンス」
フォーブス誌が発表した2016年の「最も稼いだ男優」のドウェイン・ジョンソンと「最も稼いだコメディアン」のケヴィン・ハートが共演したアクション・コメディ。
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カルヴィン(ケヴィン・ハート)の高校時代は学校からも表彰されるほどのイケてる高校生だった。
"ゴールデン・ジェット"の異名をとり、「最も成功しそうな先輩」としてみんなの羨望の的だったカルヴィンだが、大人になった今はしがない会計士である。
落ちぶれてはいないが出世もしていない中途半端な位置にいる彼は自分の人生に行き詰っていた。
そんな時に、彼は20年前にクラスメイトだったロビー・ウィアディクト(ドウェイン・ジョンソン)と再会する。
高校時代はデブで、手ひどいイジメを受けていたロビーだが、今はその面影もないほど筋骨隆々のマッチョマンに変貌していた。
1日6時間、365日20年間鍛え続けたらこうなったと言うロビーだが実は彼はCIAのエージェントで、現在はスパイ衛星の暗号盗難の濡れ衣を着せられて組織から追われていたのだ。
ロビーから頼まれた、ある経理データを分析したカルヴィンだが、気がつけば彼もロビーと共に追われる身となっていた。
高校時代いじめられている自分に優しく接してくれた恩を忘れていないと言いながら、多くを語ろうとせず、行動も謎のままのロビーから強引に仲間として引きずり込まれてしまったカルヴィン。
CIAに追われながらも絶妙?なコンビネーションで陰謀の解明に近づいていく二人の運命は・・・
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ストーリーの柱になっている陰謀話はこの際どうでもよく、理屈抜きでコメディとしての本作をスカッと楽しめればそれで良しです。
この凸凹コンビ、なかなかハマってます。
ドウェイン・ジョンソンの顔をハメ込んだ高校時代のおデブちゃんがシャワー室でアン・ヴォーグの「My Lovin'」を熱唱するオープニングから面白いのですが、ライザップどころではないほどの激変を果たして、ごっついオッサンになった、かつてのいじめっ子が暴れまくるのが爽快。
だっさいレインボーカラー&アニメのユニコーンのプリントTシャツとポーチを肌身離さないズレセンスもまたザ・ロック様だから笑いとして生きてくるのでしょうな。
「素敵な片想い」という85年のマニアックな青春映画や「トワイライト」、「グッドフェローズ」、「ロードハウス 孤独の街」など、やたらに映画ワードを使って例えるギャグもついニヤけてしまいますね。
最後にはキチッとイジメの問題にも言及したスピーチもよかったですね。










「ゴッホ ~最期の手紙~」
炎の画家とも呼ばれ、数々の名画を残した狂気の画家フィンセント・ファン・ゴッホ。
37年という短い生涯ながら、多くの伝説を残し、また謎も多いこのゴッホという人物の、特に謎とされる死の真相に迫るというアートサスペンス。
なんとゴッホの絵が動き出すというコンセプト・アニメーションで、125名の画家たちの筆でゴッホのタッチを再現しながら描かれた"動く油絵"で構成されているという、実に斬新な実験的作品。
ゴッホが亡くなったのは1890年の7月。
券銃で自分の胸を撃っての自殺とされているのですが、これを疑う人も多くいて、そもそも拳銃自殺ならば自分でこめかみを狙うか口にくわえるかなのですが、自分で胸を撃ったにしては弾の入射角が不自然であることから他殺あるいは事故ではないかという説も根強く語られています。
アルマン・ルーランという青年が、郵便配達人である父ジョセフから、ゴッホが弟テオに宛てた手紙を託され、アルランはパリに住んでるらしいテオにその手紙を渡すためパリに向かいます。
そして医師や画材商、宿の娘などから死の直前のゴッホの様子などを聴きながら、その日何があったのかに迫っていく物語です。
「星月夜」、「黄色い家」、「夜のカフェテラス」、「タンギー爺さん」などゴッホの作品が出てきては命を吹き込まれたかのように様々な動きを見せる映像は最初のうちは面白いのですが、やはり通常我々がよく目にしているアニメと比べれば派手な動きをあえて制限してあるので、途中から飽きが来るのは否めないですね。
実写で撮ったのを絵画風にトレースしたパートもあるので、そこはガラッと変えて実写のままでやっては?と思いましたが。
ストーリーも可もなく不可もなくってとこですかね。
結局真相はハッキリしないままですし・・・。
これはゴッホ好きのための映画的「ゴッホ展」ですね。










「シンクロナイズド・モンスター」
韓国のソウルに巨大怪獣出現!
しかし、その怪獣はソウルから遠く離れたアメリカの片田舎にいるダメウーマンの動きとなぜかシンクロしているのであった・・・・
職ナシ、家もナシ。 酒に溺れて失敗ばかり。 カレシにも愛想を尽かされて、田舎に帰ってきたグロリア(アン・ハサウェイ)は、幼馴染のオスカー(ジェイソン・サダイキス)と再会し、彼の経営するバーで働きはじめる。
人生の再出発を始めたグロリアは怪獣がソウルに現れたニュースに衝撃を受けるが、やがてその怪獣の動きが、近所の公園にいる時の自分の動きと全く同じ動きをしていることに気づく。
毎朝決まった時間に公園の砂場に足を踏み入れると、どうやらソウルに怪獣が出現するようだ。
そしてグロリアが片手を上げれば怪獣も片手を上げる。 ダンスをすれば怪獣もダンスを踊る。
なぜこんなことになっているのか皆目見当がつかない。 オスカーやその友人たちもこの事実にブッたまげている。
グロリアは怪獣の動きをコントロールしながら、とにかくソウルの人々に敵意がないことを何とか伝えると逆に怪獣はソウル市民の人気者になっていく。
バーの常連であるジョエルと深い関係になったグロリアだったが、それに感づいたオスカーに黒い心が芽生える。
やがてソウルに今度は巨大なロボットが出現し、街を破壊し始める。
そのロボットはなんとオスカーの動きとシンクロしていた。
嫉妬に狂って横暴な本性をむき出しにし始めたオスカーに、グロリアは再び公園に入って怪獣とロボットの対戦に臨む・・・・
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バカ映画かもしれないけど、けっこう真面目にヒロインの人生再生を描いているところが驚き。
アカデミー賞女優のアン・ハサウェイがこんな映画でも真剣にやってくれてるのがまた嬉しいですな。
いい人だなあと思っていたオスカーがどんどんゲス野郎と化していくその偏執的なブキミさが怪獣よりも怖い。
なぜ怪獣とシンクロしてしまうのかという謎もちゃんと種明かししてくれますけど、なんで韓国?
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