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他にもこれ観ました  10月編
2017年11月05日

急病で入院しておりましたが、4日の朝に退院してまいりました。
ご心配おかけしました。
さっそく再開ですが、入院前に駆け足で観ていた作品をまとめてドドっと。



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「いつも心はジャイアント」

狭頭症という難病を患い、見た目の偏見にさらされながらも力強く生き、夢を追う一人の青年の姿を描くスウェーデン映画。
スウェーデンのアカデミー賞であるゴールデンビートル賞で作品賞など3部門を受賞。
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頭蓋が変形した狭頭症という難病を発症したまま生まれてきて、今は福祉施設に暮らしている青年リカルド(クリスティアン・アンドレン)。
父親は誰か分からない。 母親は出産後まもなく精神を患い、リカルドを育てられなくなり、今は別の施設に暮らしている。
普通の人とは違う外見のせいで周囲から差別を受けきたリカルドだが、彼にはひたむきに打ち込んでいるものがある。
フランス発祥の球技「ペタンク」である。

【ペタンク】とは、1体1、あるいはチーム対チームで、コート上で互いに金属製のボールを目標に投げ合いながら得点を競い合うスポーツ。 イメージとして近いのはカーリング。

リカルドはこのペタンクで意外な才能を発揮し、地元のペタンククラブの一員として、いくつもの大会で優勝していた。
ある日リカルドは、ペタンクの練習中に背後から飛んできたボールを頭部に受けて一時意識不明になる。
幸いにも回復はしたが、この自体を問題視したクラブの役員は、リカルドを北欧選手権に出場させることはできないと通告する。
普通よりも視力が半分しかないリカルドは、コートを行ったり来たりして危険だという。
ショックで落ち込むリカルドを支える親友のローランド(ヨハン・シレーン)は“チーム・スッギ”という二人だけのチームを結成し、大会への出場を目指すのだが・・・・
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体が小さくて、現実の世界では無力なリカルドは時折イマジネーションを膨らませます。
空想の世界の彼は60メートルもの巨人で、のっしのっしと山や町を歩く、強くて大きな存在です。
特撮を使っての空想シーン以外は、手持ちカメラによるドキュメンタリータッチのような映像構成になっています。
それゆえに障害のために言語も不明瞭なリカルドの心情を無理に引っ張り出す演出もなされていません。
お涙頂戴にしていないのはいいのですが、ストーリーはアッサリすぎるほどシンプルです。
外見の障害を持つ人への偏見や差別といった問題も声高ではありません。
差別する人も、理解する人の言動も普通にある光景という、一歩引いた感じで描いています。
小さな巨人リカルドが教えてくれるのは、人の心のポテンシャルは自由で無限大だということ。
今と違う自分を想像するのは逃避ではなく、力強く前進していく巨人の勇気なのだと。
        


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「アウトレイジ 最終章 」

北野武の「アウトレイジ」シリーズの3作目にして完結編。
相も変わらず「なんだコノヤロー!」、「うるせえバカヤロー!」、「アホ!」、「ボケ!」が少なくとも50回は聞けます。 耳で青汁を飲んでるような清々しさ。
そして、人もアホほど死にます。(100人は死んでますな)
パーティーでの乱射シーンがなければ十数人で収まってるんですが。(それでも多いけどね)
しかし、前作に比べればバイオレンス色はそうでもないですね。
今回はヤクザ社会の窮屈さが行きつくところまで行くストーリーの面白さが格別です。 サラリーマンの社会も窮屈ですが、ヤクザはゴメンで済まない分、もっと窮屈。 命取られますからね。
前2作とも、凄まじい抗争へと雪崩れ込んでいくその経緯が、ヤクザの滑稽さや悲哀があって面白いのですが、今回も笑えるぐらいのドタバタ。
芋づる式?それともドミノ倒し?っていうの? いずれにしても、ちょっとしたことからアレヨアレヨというまに大ゴトに。

大友(ビートたけし)は前作のラストでマル暴の片岡を殺したあと、韓国のフィクサー張(金田時男)のもとでかくまわれながら裏の歓楽街を仕切っています。
一方、前作で山王会を傘下に収めた花菱会は、先代の娘婿という縁で新会長となった元証券マンの素人極道の野村(大杉漣)と古参の若頭・西野(西田敏行)の対立が表面化。
花菱会の幹部・花田(ピエール瀧)が韓国で大友の仕切るガールズバーの女をボコボコにしてしまった上に、張会長の部下を殺してしまったというバカをやらかしてしまうのがコトの発端。
西野が詫びを入れに行っても話はややこしくなるばかり。 しまいには張会長が命を狙われる、大友がブチ切れる、花菱の野村と西野のダマし合いがエスカレート・・・
ヤクザの世界じゃ、そりゃそうなるわねというキリのない修羅が展開されますが、前2作のようなエグい描写は避けられています。
大友の、そういう風にしか生きられない不器用な生きざまのドラマでもありますが、銃弾でしか物事を片づけられない極道たちの、次は誰がやられるのかという展開を想像しながら観るだけで楽しめます。

1作目・「ドライブ行こうか」 2作目・「野球やろうか」 そして今回は「キャンプ行こうか」。
ゴチでピタリ賞を連発させた大杉漣さん、えらいことになります。
        


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「アナベル 死霊人形の誕生」

呪われた人形としてアメリカ、コネティカット州のオカルト博物館に厳重に保管されて、今も神父が月2回祈祷するというアナベル人形。
ジェームズ・ワンが手掛けたホラー、「死霊館」シリーズの4作目ですが、本格的にアナベル人形の恐怖を描いた2作目の「アナベル 死霊館の人形」の前日譚となる最新作です。
呪いの人形はいかにして誕生したのか・・・・
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1945年のカリフォルニア。 人形師のサミュエル・マリンズとその妻エスターには幼い娘アナベル(愛称・ビー)がいた。
目に入れても痛くないほどビーを可愛がっていた両親だったが、ある日不幸にもビーは交通事故で亡くなってしまう。
12年後・・・、サミュエルは、寝たきりとなった妻エスターの世話をしながら静かに暮らしていた。
夫妻の暮らす屋敷に6人の孤児とシスター・シャーロットを乗せたバスが到着する。
孤児院の閉鎖による新たな移転先として、この屋敷を借りることになったのだ。
やがて6人の孤児の一人である、足の不自由な少女ジャニスの周りで奇怪な現象が起きる。
絶対に入ってはいけないとサミュエルから言われていた部屋にジャニスが入ったために、邪悪な何かが目覚め、他の少女たちにも恐ろしい現象が降りかかる。
そしてシスターはエスターの口から恐ろしい事実を聞かされる。
娘を亡くした悲しみを癒すために“何者か”と取引し、夫の作った人形にビーの魂を入れることを許可したのだという。
しかし人形に宿ったのはビーの霊ではなく、罠を仕組んでいた邪悪な存在だった。
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このシリーズの作品はどれも怖いですが、本作もなかなかのもんですね。
時には真正面から、時にはジワジワと。 その緩急をつけた恐怖演出が冴えてます。
ここでそんな怖がらせ方を持ってくるのかという意外性もあって、まあまあの緊張感を強いられます。
アナベル人形に顔が似ているリンダに悪魔が憑依するのかと思っていたら、ストーリーの後半になってジャニスに取り憑くのですが、実はこのジャニスこそが・・・という種明かしが前々作「アナベル 死霊館の人形」のオープニングにつながっているという仕掛けに「なるほどね」と唸ります。
        


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「すばらしき映画音楽たち」

大昔のこと。 ラジオ番組を聴いてると、その中の雑談で、「音楽が印象に残る映画なんて、それだけストーリーがつまらなかったってことじゃないの?」というタワゴトをのたまうパーソナリティーがいたのを思い出します。
あいや待たれい!
音楽ってのは凄く重要なんですよ。
映画音楽は名作を創り上げるには欠かせないものなのです。
このドキュメンタリー映画は、映画音楽の魅力と製作の裏側が語られている、映ヲタには実にタメになる作品です。

映画音楽はサイレントの頃からあり、一つの楽器による単調な音の繰り返しだけなんですが、それでも観客の気持ちを盛り上げる効果が存分にうかがい知れます。
人物の心情を代弁したり、「これから何かが起きるぞ~」という期待感や緊張感を観客の心の中から引っ張り出すのです。
映画がトーキーに発展しても、もちろん廃れることなく、1933年に公開された「キングコング」は顕著に音楽の効果を示しています。
「音楽がなければチープな映像だけど、音楽を入れることによって、これがガラッと変わるんだよ」という解説で観る「キングコング」は「なるほど」と膝を打ちますね。
文章では伝えにくいのがもどかしいですが・・・。

観客が映画を観ている時の目線の移り方を計算に入れての音楽の挿入が効果を上げている「カールじいさんの空飛ぶ家」
単調で耳障りな音なのに、恐怖感を倍加させる効果を出したヒッチコックの「サイコ」
劇中にメインテーマを何度も繰り返してモチーフとすることで観客に期待感や安心感を抱かせる「ロード・オブ・ザ・リング」
オバマ大統領がスピーチ終了と同時に会場に流した「タイタンズを忘れない」も「上手い使い方だ」と絶賛されています。
「この映画を観るだけで観客はあのテーマ音楽を思い浮かべるはずだ」という「ロッキー」
名作ある所に名曲あり。 名曲ある所に名作ありです。

映画音楽といえば、やはりこの人を抜きには語れないレジェンド、ジョン・ウィリアムズ。
この人はなんなんでしょう? 映画の世界観をパーフェクトに楽譜にすることでは神の域に達している人です。
それだけ聴けばいかにも狙いすぎな感のある「ジョーズ」にしても、完全に映画の一部と化して恐怖とスリルを生み出しました。
ピアノを弾くジョン・ウィリアムズの横で、スティーブン・スピルバーグと談笑しながら「こういうのはどうだい?」とウィリアムズがメロディを奏でると「いいね~」とニコニコしているスピルバーグ。 こんな映像が残ってるのかあ。面白いなあ。
「スター・ウォーズ」「E.T.」、「スーパーマン」「未知との遭遇」「ジュラシック・パーク」「レイダース 失われた聖柩(アーク)」・・・・ エポック・メイキングなスコアを世に出してきたジョン・ウィリアムズ。
彼がオーケストラの前でタクトを振るシーンやピアノを楽しそうに弾く姿は印象的で貴重な映像です。

ジェームズ・キャメロンが今は亡きジェームズ・ホーナーの思い出を語ります。
「タイタニック」の“スケッチ”のシーンで流れたピアノの旋律に秘められた裏話にはホロッときましたねえ。

「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ダークナイト」など、今や超売れっ子のハンス・ジマーは「仕事を引き受けてから、あとになって逃げ出したくなるよ」というプレッシャーを吐露していたのも印象的でした。
        


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「リングサイド・ストーリー」

「百円の恋」の武正晴監督の最新作。 差し詰め「百円の恋」の男版といったところでしょうか。
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10年間同棲している江ノ島カナコ(佐藤江梨子)と売れない役者の村上ヒデオ(瑛太)。
ヒデオは7年前に大河ドラマのチョイ役で西田敏行に泣きの演技をほめられて以来カン違いが止まらない。
最初の頃は小さな役でもセリフがある役で細々とやりながら、「いつかカンヌに連れてってやる」とカナコに豪語していたヒデオだが、最近はオーディションに落ちてばかり。
プライドが高くて、やっとこさマネージャーが取ってきたエロ系Vシネの仕事さえドタキャンしてしまう。
ある日、カナコが勤め先の弁当工場をクビになってしまい、突然の家計のピンチ。
ヒデオがなんとなく差し出したプロレス団体の広報の仕事の募集を目にしたカナコは成り行きで武藤敬司率いる団体「WRESTLE-1」に応募して面接に受かり、さっそく裏方として働きはじめる。
あまりにイキイキしているカナコの浮気を疑ったヒデオは職場に忍び込んで、とんでもない事件を起こしてしまう。
大口ばかり叩いて仕事もせずにブラブラしているヒデオは遂にカナコにキレられた上に、さらなる事件を起こしてしまったことから、K-1のチャンピオンと闘わさせられる羽目に。
カナコへの愛を証明するためにヒデオは一世一代の格闘技の舞台に立つ・・・
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「百円の恋」ほどのメラメラとした鬼気のようなものはまったくなく、カラッと明るいムードでダメ男とそれにホレた女のラブストーリーが描かれています。
瑛太のダメ男ぶりがハマってて面白いですね。
サトエリもいいですねえ。 この人は良い意味でユルくなりましたねえ。 人の母親になったからでしょうか。
ひねりや深みはあまりない直球型のラブコメですが、プロレス団体のさりげない日常も描かれていて興味深かったです。
        


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「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」

「創世記(ジェネシス)」、「新世記(ライジング)」ときて、3作目は「聖戦記(グレート・ウォー)」。 毎回このシリーズのネーミングはいいですねえ。
「エイプ(猿)はエイプを殺さない」という猿の道徳的支柱としてエイプを率いてきたシーザー(アンディ・サーキス)が前作でコバを殺してしまったことから、猿としての秩序と意義が大きく揺らいでるという心理で3作目に突入。

エイプ根絶に並々ならぬ信念を燃やす冷酷なリーダー、大佐(ウディ・ハレルソン)に妻子を殺されてしまったシーザーが復習を挑むストーリーなのですが、ただでさえコバを殺してしまった自責から信念がぐらついているのに、個人的な復習に駆られていくというシーザーの闇をえぐり出したヘビーな内容になっています。

冒頭で大佐の部隊の兵士を捕まえてもすぐに解放し、「我々が野蛮でない証しだ」と言うシーザーですが、自らの手にかけたコバが出てくる悪夢にうなされるなど、常に葛藤と闘っている状態。
妻子を殺された怒りから大佐に復讐しようとするシーザーは他のエイプを巻き込まないために単身で大佐の部隊を追いますが、オランウータンのモーリスから「まるでコバみたいだ」と言われ、大佐からは「おまえは人間の目だな」と言われます。
このシリーズは「猿の惑星」がなぜそうなってしまうのかの過程を描くものですが、根本の物語は人間と猿の両世界でつながっていたシーザーが理想と現実の間で苦悩する生涯を追いかけた大河でもあるのです。

動物学的に言う「進化」とは一体なんでしょうか?
二足歩行し、言葉を喋り、武器を使い、同じ種を憎んで同じ種を殺してしまう生き物を果たして「進化した」と呼べるのでしょうか?
砂浜に埋まった自由の女神像が象徴するように、旧五部作から深遠に語られていた「人間は何一つ進化していない」というメッセージと表裏する形で 人間を支配するまでに至った猿も結局は人間と同じように道を踏み外すという連鎖は、決して高潔な存在が地球の頂点に立ったのではない、進化の無意味を考えさせられます。
「創世記」で高い知能を与えられ、人間の感情を学んだシーザーは同時に人間に失望し、「新世記」では猿は人間とは違うと信じてきた絶対的な尊厳が崩れ、「聖戦記」ではそれが決定的なものとなって、全てを清算しようとするあまりにシーザーは人間に近づきすぎてしまいます。
そして最後にはそのツケを払わされるという結末が待っています。

クライマックスは雪崩が兵士を呑み込むあたりからエイプの一行が長旅の末に東のとある地に辿り着くくだりはモーゼの十戒を思わせる「出エジプト記」。
なるほど、そう来たかという展開。

コーネリアスや、猿の磔、ノバと名付けられる少女の登場、そして人間はなぜ喋れなくなったのかという謎など、旧作への布石あり。
ただし、ノバに関してはオマージュみたいなもんでしょうか。
旧作のノバ(リンダ・ハリソン)は黒髪でしたしね。
        


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「婚約者の友人」

フランソワ・オゾンの最新作であります。
本国フランスで大ヒットし、セザール賞でも11部門にノミネートされた作品です。
第一次世界大戦終結後の1919年を舞台に、敗戦国のドイツ人女性と戦勝国のフランス人男性の愛が描かれる物語です。
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ドイツのクヴェードリンブルクの外れにある墓地。
アンナ(パウラ・ベーア)はフランス戦線で戦死した婚約者フランツの墓参りに訪れた。
するとフランツの墓地の前で見知らぬ男が泣いているのを見かける。
戦前にパリでフランツと知り合ったと言う男の名はアドリアン(ピエール・リネ)。
アンナとフランツの両親は彼とフランツの友情に感動し心を癒される。
そしてアンナもアドリアンに対して婚約者の友人以上の感情を抱きはじめる。
しかし、それまで心苦しそうに多くを語らなかったアドリアンは衝撃の事実を告白した後、突然フランスへと帰ってしまう。
アドリアンの告白のショックから立ち直ったアンナはアドリアンのあとを追ってフランスへと向かうが・・・
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予告編から見てとれるようなミステリー色は思ってたよりは薄いですね。 そこらへんを期待すると肩透かしを食らいます。
それでも物語はユニークですね。
本当のことを言った方がいいのか、嘘をついて相手を傷つけないのがいいのか、罪悪感を伏せる嘘がまた罪悪感を生んでいく。
お互いに戦勝国と敗戦国を行き来する男と女が見る、当事国のナショナリズムの中で秘められた想いが交錯していき、予想していたのとは違う結末。
あらまあ・・・と思いつつも、やっぱり女は強しですねと思わせるオチにするところはオゾンの映画ですね。
        


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「斉木楠雄のΨ難」

週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画の実写化。

生まれながらにして、あらゆる超能力を身につけている高校生、斉木楠雄(山崎賢人)。
テレパシー、サイコキネシス、透視、テレポート、空中浮遊、透明化などなど、超能力と定義されるパワーをすべて備え持つ“ひとりX-MEN”のような男である。
それぞれの能力があまりにエグすぎるためにチュッパチャップスのような制御装置を頭部に差し込んでいる。
全ての超能力を駆使すれば3日で人類を滅ぼすことができるという。
だが、何でもたやすくできてしまうということは、努力するゆえの達成感という喜びが得られないということ。
そんな幸福感ゼロの人生に嫌気がさしている楠雄は、とにかく普通の高校生活が送りたかった。
とにかく目立たないように努力するのだが、彼の通うPK学園のクラスメイトはクセの凄いキャラの吹き溜まり。
楠雄の願いもむなしく、クラスメイトたちのやらかす災難に巻き込まれ、なんとかバレないように超能力で危機を回避する毎日。
そして毎年恒例の文化祭「PK祭」。
もちろんクセキャラたちは大人しくしてるはずもなく、次々に降りかかる災難に果たして楠雄は・・・!
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監督は「銀魂」が好評だった福田雄一。
この手のものはこの監督に任せておけば大丈夫。
そりゃあね、後世に残るような名作じゃありませんけど、毎度毎度突き抜け感をフルに出すコメディを撮れる人はおそらく日本では、いや、世界でもこの人が一番じゃないでしょうか。
ギャグの流れや間(マ)の取り方が「HK 変態仮面」、「女子ーズ」でもそうだったように、マンガを読んでいるのと同じような味わいがそのまま出ているんですね。
この映画にしても、アッシは原作は未読ですけど、マンガ的な間(マ)の面白さが存分に出ています。

山崎賢人のクールな絶妙な棒読み(いい意味でね)のツッコミがバッチリとフィット。(100おっふ)
その突っこまれるキャラクターたちが実に楽しいですね。
橋本環奈が橋本環奈であることを捨てた照橋さん。 鼻の穴をおっぴろげての「ありえるぅ―っ!」。 ここまでやってくれるのが嬉しい。(80おっふ)
「暑くるえよぉー!」の灰呂(笠原秀幸)のドッジボールのくだりは笑いましたねえ。(50おっふ)
100%高校生に見えない新井浩文の燃堂の割れアゴ。(30おっふ)
重度の中二病、漆黒の翼こと海藤(吉沢亮)。(30おっふ)
隠れヤンキーの亜蓮(賀来賢人)。(20おっふ)
だから何なんだよ、その「おっふ」って。
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お体大事にしてくださいませ

こんばんわんこそば~ ジュルジュル ズズ~(⇒そばをすする音)

中耳炎みたいですね。でも入院されたくらいですから お体は大事にしてくださいね。

「アウトレイジ 最終章 」は 10/8に見に行きました。

オハラハンさんのおっしゃるように殺しのエグさは 淡々として 印章が薄かったですがそれなりに面白かったですよ。

>大友の、そういう風にしか生きられない不器用な生きざまのドラマでもありますが、銃弾でしか物事を片づけられない極道たちの、次は誰がやられるのかという展開を想像しながら観るだけで楽しめます。
👆オハラハンさん そこの部分 「侍ヤクザ、その男、大友」ってカンジですかねえ~

 オハラハンさん・・・・ここから オハラハンさんの耳を 一気に回復に導きそうな 「賢人のお言葉」があります。 大友に合いそうな偉人の格言で あなたの胸をし打つこと間違いなしv-219

「賢人のお言葉」v-81
v-87 「生きるか死ぬかは時機に任せよう。世の人が何と言おうと、そんなことは問題ではないのだ」
高杉 晋作

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Re: お体大事にしてくださいませ

zebraさん、どうもで~す。 ご心配おかけしました。

耳の中で小っちゃいオッサンが太鼓でも叩いてるような音がするのでお医者さんに行ったのです。
「大きい病院に行きなしゃい」 「ええーっ!」
紹介された病院に行き、そこだったらサッと治してくれるのかなと軽く考えてました。
「こりゃ手術だね。入院できる?」 「ええーっ!」

・・・というわけで思わぬことになりましたが、退院後はしばらく通院しながらちょっとずつ快方に向かっております。
別に聞こえないってことはないので、映画は倍返しで観まくってやります。


「アウトレイジ 最終章」なかなか良かったですよね。
西田敏行の盛りあがった頬骨の奥から睨んでくる目つきの迫力・・・
塩見三省さん、グラサンをずっと掛けっぱなしだったのがブキミ。

まさかのラストで本当に「最終章」でしたね。
サムライ大友に倒幕の志士・高杉晋作先生の魂を見たぁっ!

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よかった!高杉晋作のお言葉が オハラハンさんの胸を打ったようで

近所のセブンイレブンで 激安ワイン買ってコメント返事を拝見してます。

ほほう~中耳炎でもいろいろみたいですね。倍返しで映画鑑賞。半沢スピリッツで見まくりですか!いいじゃないですかv-218

大友もねえ・・・考えてもみたら 一作では 傘下の池本組で 国村隼演じてた 池本のこずるさでひっぱりまわされ あげく 組員の石原が裏で山王会の上層部に売ったせいで組は壊滅

二作目では 出所して 元敵組織の男と熱い義理と人情で 和睦して 山王会の加藤や 元大友組組員の石原を始末して 抗争の火種を蒔きまくった元凶の片岡に制裁を加え

今作では 張会長のもと トラブルを持ち込んだ花菱会の連中相手に大暴れ。

会長が「俺のためだと思うなら もういいぞ」って言ってくれてるのに 機関銃持って銃弾の雨。

もうこれ以上かばいきれなくなって 大友を消そうとした矢先 「あの結末」ですからね。

ラストメッセージが 胸を打ちます。
それこそ ボクが紹介した高杉晋作先生の「賢人のお言葉」です

大友を慕っていた 弟分の市川(大森)や 張会長、側近の李さん みんな大友の思いを背負って生きますよ。きっとe-259

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アウトレイジ最終章 DVD新作でレンタルしました

こんはんワイ~ンv-272 オハラハンさん。お久しブリ~フ&Tバックゥ~▼

アウトレイジ 新作レンタルDVDでふたたびみましたよ。

もう知ってる事でしょうが 花菱の二代目会長の役だった大杉漣さんがなくなられ、この作品が遺作になりました。

まだまだ テレビに映画に 舞台に活躍できると思ってたんですがね。 ご冥福お祈りいたします。

その、大杉さんの演じた二代目、前作「ビヨンド」で神山繁さん演じた 先代会長とくらべて ぜんぜん組をまとめる力がなかったですね。

普段おちゃらけコメントばっかですが マジコメ 厳しめコメントでもいいでしょうか?

それこそ 前作ビヨンドで 加瀬亮さん演じたインテリヤクザの石原と一緒で  
<いい時は威張ってくさっていい気になってはいても 肝心のここぞという時は自分の保身しか考えない・・・。>

トップの器じゃない者がトップになると結束が弱くなるのは当たり前です

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Re: アウトレイジ最終章 DVD新作でレンタルしました

zebraさん お久しブリ・メジロ・ハマチ・ツバス(逆出世魚~関西版)


大杉漣さんの突然の訃報にはビックリしましたね
もう3ヶ月前か・・・いや、“まだ”3ヶ月か・・・

北野作品にも多く出てますが「HANA-BI」はシブかったし「ソナチネ」のアドリブも凄い
まさか本作が最後になるとは・・・・
本当に残念です


野村のように紋々も入れてないし、部屋住みの経験もなくて世襲だけで即会長なるってのは実際にはまずないでしょうし(と思うけど)、人望も統率力もないのも当然ですわね

西野は昔気質でありながら、恐ろしい策士ですから、この人怒らせたら、ああなっちゃいます

大杉連さんの最後の「恐怖顔」をしかと心に刻みました

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オハラハンさん いい切り返しです

こんばんは オハラハンさん わざわざ こんなボクみたいなクズのコメントにお判事頂き恐縮です。

> お久しブリ・メジロ・ハマチ・ツバス(逆出世魚~関西版)
 👆この切り返し やるなぁ~って思いました。
 オハラハンさんに 見事さに報いて
きわどいビキニやTバックの下着を送ろうかとおもいましたがね・・・。お店のURLもPCに登録してます。(← これは本当です)

それも ヒョウ柄や蛇柄 あるいはゴールドやシルバー ブロンズの金属柄を(注※ オハラハンさんをバカにしてません むしろ畏敬の念を込めてます)

>野村のように紋々も入れてないし、部屋住みの経験もなくて世襲だけで即会長なるってのは実際にはまずないでしょうし(と思うけど)、人望も統率力もないのも当然ですわね

 どこかの誰かにも同じようなコメントを描いたときにも言われましたが
「地位は人を作る」といいますから その人材に育ってゆく事もありますが、 野村は どうやら そういう男に人材的になっていなかったようですね!と 小物で 組を引っ張ってゆくだけの器ではないと そのブログ主さんもおっしゃっていました。

そのチンケな二代目を演じた 大杉漣さん ご冥福をお祈りいたします。

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Re: オハラハンさん いい切り返しです

お褒めにあずかり恐縮です

ググって出世魚を調べた甲斐がございました
もうこれ以上「久しぶり」からはヒネリ出せませんが

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