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ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ
2017年04月23日

T0021680p.jpg世の中には、「こいつ、どうしようもねえな」という奴がいます。
この映画は、ある一人の"どうしようもねえ"男のドキュメンタリーであります。

人の性癖は色々ありますが、「セクスティング」というのを御存じでしょうか?
えっ?みんな知ってるの? 
あれでしょ? ケータイでいやらしいテキストメッセージや写真を男女間でやり取りするってやつ。
日本でも若者のあいだで静かに流行ってるですと?
けしからんのぉ! 乱れとるのぉ!

まあトラブルにならなきゃ、ご自由に楽しんでいただいてけっこうですが、この「セクスティング」で人生が狂った、いや、ひょっとしたら世界の運命さえも変えてしまったかもしれないという、そんな男の波瀾万丈に迫った"恥さらしドキュメンタリー"を御紹介しましょう。


その男、アンソニー・ウィーナー
日本人には「誰やねん?」な名前ですが、アメリカではベリーベリー有名な人です。
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ググったら、「アンソニー・ウェイナー」と出てきますが、ここでは便宜上、映画のタイトルにならって"ウィーナー"でいきたいと思います。
この方は元連邦下院議員。
そう。 元は政治家。 「元」というのは今はただの一般ピーポーだから。
察しの通り。 こいつが問題のセクスティング野郎。

アンソニー・ウィーナーは1964年ブルックリン生まれ。
ニューヨーク州立大学プラッツバーグ校を卒業後、政治に興味があった彼は民主党上院議員チャック・シューマーのもとで働き始めます。
1991年、働きぶりがシューマーに認められて、後押しもあってニューヨーク市議会議員選に立候補して初当選。
1998年には連邦下院議員に当選しました。
それ以降13年もの間、ウィーナーは民主党の下院議員として活躍するのですが、7期連続で当選していることから伺えるように、この人、かなりの人気者でした。
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とにかく弁が立つ。 というか超攻撃型の論客。
「言いたいことは言わせてもらうぞ」のスタンスでズバズバと共和党議員をぶった切る姿が大いに国民に受けたのでした。
「イエスかノーか、ハッキリしろ!反対なら反対、賛成なら賛成だ!簡単なことだろ!」
ヤジが飛ぶと。 「俺が今しゃべってるんだぞ。 アンタの時間じゃない。 順番を守れ!」

若くてルックスもいい。 トークも鋭い。
及び腰で波風を恐れるよなモゴモゴとしたしゃべり方をしない。
国民が一言政府に言ってやりたいようなことを、そのまま力強く代弁してくれる。
多くの人が期待を寄せ、「闘い方を知っている」と評されたウィーナー下院議員の人気はそれはそれは凄まじいものでした。

そんなウィーナーの人気は、実は奥さんにあやかってる面もあります。
彼の奥さんはフーマ・アベディンという方で、こちらもかなりの有名人。
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ヒラリー・クリントンが行くところ、常にそばにいる人で、アメリカ人ならば名前を知らずとも、顔も知らない人はまずいない女性です。
フーマ・アベディンは1976年、シカゴの出身。
ジョージ・ワシントン大学在学中の96年に、ホワイトハウスのインターンシップに応募し、ヒラリー・クリントンに採用されて以降、ヒラリーの側近中の側近として活躍しています。
人気という点ではヒラリーよりも彼女の方が勝っているといっても過言ではありません。

アンソニー・ウィーナーとは2010年に結婚。
イケイケの下院議員と美人次席補佐官。
理想のカップル。 そしてオバマ大統領に続く民主党の次世代のホープとして注目されていたウィーナーでしたが・・・・・

やらかしやがったぜ。
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2011年5月。
ウィーナーはTwitterに誤って自身のブリーフ1枚の下半身写真を投稿。 慌てて削除したもののスクリーンショットがあっという間に拡散・助さん・水戸の御老侯。
夕方のニュースはもうそれ一色。
有名人、それも政治家がシモの方でチョンボをやらかしたネタはみんな大好きなのは洋の東西を問いませんね。
想像以上の反響です。 セクスティングも浮気ですからね。

「こいつアホじゃねえのか」  「マジオワタwww\(^o^)/」  「サイテーだわ」  「ガキか、おまえは」  「それにしてもデカい。 通常時のサイズか?」  「CGじゃないの?」  「逝ってよし」

なんでこんな写真を自分で撮るの?と普通に考えると、ハハァ~ン・・・さてはセクスティングだな。 ここに結び付く訳ですね。
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次世代のリーダーから、瞬く間に「変なおじさん」に転落したウィーナー
インタビューでは「乗っ取られたかも・・・」と有りそうな言い訳をしてましたが、ブリーフの写真が逆にまずかった。
「あれはアンタのブリーフじゃないのかい?」
「それに関しましては、現在真相を究明しているところであります」 日本の政治のニュースでも年に一回は聞くような安い言い訳をする。
「おめえ、自分の履いてるブリーフも分かんねえのかよ」と突っ込まれたらどうしようもありません。

やがてそれ以降も、彼が過去に投稿した半裸写真が報道されるなど、ウィーナー一世一代の大ピンチ。
そして遂にウィーナーはそれらの写真がすべて自分が撮影して送ったものであることを認めました。
さらに3年間に渡って6人の女性に性的な写真を送っていたことも認め、記者会見では半ベソをかきながら謝罪したのでした。

「後悔しています。 でも辞任はしません」
辞めへんのかいと世間は突っ込む。


「辞めません」と言ったウィーナーに対して親方のオバマ大統領は・・・
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「私なら辞める。 ええ、辞めれますともさ。 イエス、アイキャンですよ。 なあミシェル、私がもしヒラリーとかナンシー・ペロンとかにモッコリ画像なんかを送りつけたらウケるだろうかね?」
「おまえ、アタマ沸いてんのか?」
「だそうだ。 女房もこう言ってるしな。 夫婦関係のためにも責任は取りたまえ。」


当時、共和党員で大統領選挙にいずれは出るんじゃないかと注目を浴びていたこの人も、ウィーナーに温かいアドバイスを送った。
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「ヘンタイ野郎に用は無い。 ニューヨークの恥さらしめ、とっとと政界から失せろ。 さもなきゃオマエの家にトマホーク59発ぶち込むぞ。 なあイヴァンカ、どう思う?」
「パパの好きなように。」
「ほおら聞いたか。 娘の許しも出たぞ。 おまえなど国外退去だ。 メキシコでもどこへでも行け。」


で、結局。
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「辞めます。」

辞めるんかい。
まあね。 タレントの浮気の一つや二つでよってたかって、そんなに怒るなよとは個人的には思いますが、政治家となると信頼感が商売道具みたいなもんですし、 一番大切にしなければならない家族を裏切る行為は、品がないという以上に汚らわしい醜悪さと受け取られても仕方がないんでしょうね。

なんといっても奥さんは人気者ですしね。 よくもまあ、あんないい奥さんを裏切ることができるもんだなという感情もアメリカ国民にはあったんでしょう。 当時、奥さんのお腹には赤ちゃんがいましたから益々ですよ。

奥さんの反応も絵に書いたように、ずーっとふくれっ面。
必要以上の会話をしていないような、家庭内氷河期ムード満々です。
その年の12月に息子のジョーダン君が誕生。
ウィーナーは議員辞職後はコンサルタントやコメンテーターとしてテレビなどにも出ていました。
いじられるのは相変わらずなんですが。

議員辞職から2年たった2013年。
アンソニー・ウィーナー、ニューヨーク市長選挙に立候補。
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彼にすれば政治家としての能力にはそれなりの自負があったんでしょう。
私的なことで失敗したけど、それまでは誰もが認めるカリスマ政治家だったわけだし。
男を立てるなら、やはり政治の道でリベンジしたいのは分かる。
「もう一度チャンスを与えてほしい」

あの騒動から2年経ったとはいっても、やっぱり世間というのは厳しいもんですな。
誰も過去のことなど水に流しちゃあくれません。
「正気かオマエ」  「マジオワタwww\(^o^)/」  「やめとけやめとけ」  「誰がおまえのような変態に投票するか」  「もうこれ以上恥をかくなって」  「いい根性してるわね」  「逝ってよし」

街頭で選挙活動に出れば、人々からの激励もあれば罵倒もされる。
ウィーナーはじっと耐え、ひたすら「その節は申し訳なかった」と繰り返し、そしてまたチョイと歩けばすぐさま報道陣に囲まれる。
もちろん、「どんな市政を目指してるのですか?」とか「どんな市長になりたいのですか?」という質問などされる訳はありません。
聞いてくることは、何かといえばセクスティングの話ばかり。
ウィーナーもうんざりです。

しかし、これは絶妙なケガの巧妙。
ニューヨーク市長選挙の立候補者の中でテレビカメラが一番集まるのは群を抜いてウィーナーがトップ。
他の候補者が嫉妬するぐらいに。
市長選挙の中身のことなどそっちのけで、一候補者の下半身のことを聞きたがってマスコミが群がる光景を見た一人の市民は「バカばっかりだな」と吐き捨てるのでした。

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彼が立候補することは市民の間ではおおむね否定的なのですが、もちろん指示してる人もいます。
「そんなことを言うんだったらビル・クリントンだってそうだろうよ」
「過去は過去。 誰にだってやり直すチャンスはある」
こういう意見も。 「奥さんのことが好きだし」 なるほど。

ウィーナーは移民やLGBTにも寛大な人で、そちらの人たちの指示が熱い。
もともと政治手腕には定評があった人ですし、過去に目をつぶればまともな人です。
そして良くも悪くもメディアに採り上げられてる量が多いので、コマーシャル効果も生まれます。
なんと・・・気がつけば、支持率がトップに!


実はこの映画、ウィーナーの元選挙スタッフだった映像作家ジョシュ・クリーグマンと、彼と一緒に仕事をしてきたエリース・スタインバーグが共同で監督をしているのですが、元々は一度失敗を犯した人が這い上がる名誉挽回のドキュメンタリーを撮ろうという主旨でスタートしたものです。
アンソニー・ウィーナーが逆風にもめげずにニューヨーク市長選挙を闘う姿をしっかりと映像に残そうという企画だったのですが、ところがこの映画の撮影中・・・・

この男、またやらかしやがったのよ。 いや、過去のことといえば過去なんですが。
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辞職した後のことですが、1年以上に渡ってSNSで"カルロス・デンジャー"という偽名を使って、当時22歳の女性に性的な写真送りつけるなどセクスティングを行っていたことが発覚したのであります。

どんだけ見せたいねん。
世間は騒然。
「マジオワタwww\(^o^)/」  「クソワロタwww(´∀`*)」  「またか」  「ダメだこりゃ」  「ビョーキだな、これは治らん」  「頼むから消えてちょうだい」  「逝ってよし、いや逆に生きろ」

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スタッフらと協議した結果、記者会見は早めにやった方がいいという事で、奥さんとのツーショットで会見。
殺到した報道陣を前に一体どんなことをしゃべるのか・・・・

市長選挙出馬前に、すでに奥さんにも話してあったのだと。
これは夫婦の問題なのだと。
フーマ・アベディンは言う。
「夫はひどい過ちを犯しましたが、これからも彼を支えます」

出馬も取りやめ、夫婦も離婚するんではないかという事もささやかれてましたが、奥さんまで出てきてのらりくらりとかわされて、報道陣には釈然としない妙な空気が残りました。

これまでウナギのぼりだった支持率もいっぺんに急降下。
選挙事務所に抗議電話は殺到するわ、遊説に行けば「アホ、バカ、カス、マヌケ」と言われ放題。
それでも、わずかながらに応援する声もあるのはひとえに奥さんのおかげ。
奥さんへの同情の念が、ウィーナーの選挙活動生命をつなげていました。

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どこに行っても報道陣が寄ってきて、あの質問ばっかり。
「住宅問題の政策についての質問は?」と逆質問しても、マスコミは「そんなもん知るか」であります。
そういうもんですよ。
正直勝ち目はないのに、出てくるだけ恥をかくようなもんです。
選挙から撤退した方が奥さんへの苦労もなくなるし、どうしてこうまで表に出たがるのでしょうか。

政治家の座に就いていた時の栄光があまりに忘れられないのか。
それとも「もっと自分をけなしてくれ」という究極のM行為なのか。

しかし、彼はある時を境にスタンスをガラッと変えます。
それまでは、そのことを聞かれるたびにヘーコラ頭を下げてたのですが、急に昔のアンソニー・ウィーナーに戻ったのです。
ヤケクソになったんでしょうな。 言いたいことを言わずして自分ではないと。
「もう守りに入るのは辞めた」

遊説先でも判を押したようにやじられますが、自分を支持するような有権者もバカではないかというヤジにはさすがにブチ切れます。
「私を否定してもいいが、支持者を否定するな」

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ニューヨークにはユダヤ教徒がたくさん住んでる地区が何ヶ所かありますが、ボローパークもそのひとつ。
そこへ遊説に来たウィーナーは、とあるスイーツ屋に入ってキャンペーンがてらに商品を美味しく頂いて愛想を振りまいておりました。
「いやあ、美味しかったよ、ここは最高だね。 じゃあ失礼しますよ、選挙ではよろしくね」と、店を出たタイミングで奥の方にいたおじさんが「よく人前で歩けるもんだな」みたいなことを言ったんですね。
しっかり聞こえてしまったウィーナーがキレて、衆人環視の中で一大バトルに発展。

「なんだ!? おい!もういっぺん言ってみろ。 相手が店の外に出てからしか言えないのか、この腰ヌケめ」
「あんたは恥さらしだ」
「おまえは自分が完璧な人間だとでも言うのか」
「俺はあんたみたいなことはしない」
「おまえは私の裁判官か? おまえがなんで決めるんだ? おまえが私のことを裁けとラビに教えられたのか?」
「自分の問題を解決したらどうだ。 選挙に出るのは間違いだ」
「おまえが俺を裁くな。 俺だっておまえを裁きはしない。」
「あんたは悪い見本だよ」
「それもおまえの判断か?」
「誰の目にも明らかだろ」
「俺はこのコミュニティのために努力してきたし、多くのことを与えたぞ」
「あんたは何もしていない。」
「おまえは何も知らないんだな。 その無知さが全国で放送されるぞ」
「あんたはサイテーだ」
「おまえこそサイテーだ、バ~カ!」


YouTubeにも映像はあがってますが、2分程度とはいえ、オヤジ二人の罵り合いはなかなか面白い。
外で見ていたヤジ馬も「なんでいちいちカラむんだよ、あいつもバカだなあ」と笑ってましたが、そこには確かに昔の勇ましい頃のウィーナーの姿がありました。
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弱り目の時こそ強気にならなきゃいけないという一つの教訓でもありますね。
過ちへの反省はしなければなりませんが、"なんでオマエに言われにゃならんのだ"みたいな相手にはキレていいと思います。
おまえはアホだ。だからアレもするなコレもするなという、神様でもなければ裁く立場でもない者が過去をあげつらって「これからのこと」の判断を相手に押しつけるのはただの誹謗です。
「俺は怒ってるからアンタには投票しないよ」の自分の意思表示でいいじゃないかってことです。

ウィーナーはこの罵り合いの中で、何回も「おまえが俺のことを決めるな」と言ってますね。 しつこいぐらい連呼してますよ。
自分の人生ですからね。 自分で決めるのは当たり前。
家族でもないし友人でもない者がどうしても決めたけりゃ政治家になればいい、裁判官になればいい。
だから彼はやる。 結果は分かってても、俺は自分で自分を判断するんだという生き方を示した意志が、ニューヨーク市長選挙をあきらめない姿勢の中にあります。

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セクスティングの相手としてウィーナーのことを暴露した女性シドニー・レザーはマスコミと結託して、「奥さんと鉢合わせ!」みたいなことをやろうとする。
アホか、この女。 心が下品にもほどがあるぞ。 恥を知れ。

ウィーナー夫妻が彼女をまくシーンがなかなかの緊迫感。 「マクドナルド作戦」大成功。
「22歳の小娘から逃げ回って恥ずかしくないの?」
追っかけてるオマエが恥ずかしいんだ、バカ。


さて、選挙の結果は?というと、こればっかりはしょうがないよね。

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当初はウィーナーのカムバック・ストーリーとしてスタートしたドキュメンタリーも、"懲りない男"のドタバタ選挙劇という思いもよらぬ方向に。
本来なら中止になってもおかしくないのに、それでもカメラを回し続けることを拒む訳ではなく、修羅場と化した夫婦の姿さえも赤裸々に見せることを容認してるのが凄いですね。
なんで撮影を認めて映画の公開も許可したのか、その胸の内はウィーナー自身もそうハッキリとは語りません。
自分の悪い癖が治るかも・・・と思ったんでしょうか。
まあ2回ほど「二人きりにしてくれ」とカメラを切ってるところもあるにはあるんですが。

特に奥さんのムツーッとした表情。 そしてしょっちゅう腕を組んでます。 アメリカ人特有の「私、怒ってますけど」のポーズですね。
ウィーナーも大変だったでしょうが、奥さんも大変だったでしょうよ。
実際、ヒラリー・クリントンからは離婚を勧められてます。 まあ、あのオバチャンにしたら自分のイメージにも影響しますからね。
フーマ「自分の二人目の娘」と泣けるようなことを言ってましたが、この騒動に業を煮やして、「私を取るか彼を取るか」みたいな二択を迫るのはどうかしてますよ。 彼女のことを思ってかもしれませんがね。
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「私宛てにも、いやらしい写真を送れって言っといてちょうだいよ」
「え~っ」


この映画がアメリカで封切られたのは2016年の5月。
その3ヶ月後。 またしても・・・・
アンソニー・ウィーナー3度目のスキャンダル発覚。
それに尾ヒレが付いてきたのが、15歳の少女相手のセクスティングという衝撃の事件。
さすがに奥さん、別居しました。 (のちに離婚しましたが)

ところがこれで終わらなかったのが恐いところ。
未成年相手の事件ですので、FBIがウィーナーアベディン共有のパソコンを押収して捜査しだすのですが、そこにヒラリー・クリントンの自宅の私用メールサーバーが送受信したメッセージが何千通も含まれていることが発覚します。
それまでヒラリー氏優勢だったアメリカ大統領選挙の風向きを変えたと言われる例の「私用メール問題」です。

つまり・・・セクスティング中毒のこのバカたれが大人しくさえしていれば、今頃大統領はトランプさんではなく、ヒラリーさんだった可能性もある訳で。
一人の男のどうしようもねえ性癖が大国の方向性を変えてしまったという、喜劇のようでありながらこれは非常に怖ろしい事件です。 まあトランプさんになって良かったねと、後々言えればいいんですけどね。
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私的な問題を抱えながら、それを公的な立場でどうやって処理するのかという難題に取り組んでいく夫婦の姿。 これが滅多にお目にかかれない選挙戦の裏側と併せて、人のメンタルの不可解さも垣間見ることのできるユニーク極まりないドキュメンタリーです。


「賢人のお言葉」
 
「せいぜい自分に恥をかかせたらいいだろう。 恥をかかせたらいいだろう、私の魂よ。 自分を大事にする時などもうないのだ。 人の一生は短い。」
 マルクス・アウレリウス・アントニヌス
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