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2016映画ベスト:二十選~邦画の巻
2017年01月07日

 「去年の邦画の勢いは凄かったっすねえ。」
 「まあ、『君の名は。』の一人勝ちみたいなとこはあるけどな。」
 「興行収入が200億超えですもんね。」
 「2015年の邦画興収ベスト3の合計を上回ってるんだからなあ。」

 1位 78億・「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」
 2位 58億・「バケモノの子」
 3位 46億・「HERO」

 「それになんだかんだでアニメ映画抜きには語れないのも例年通り。」
 「日本人は本当にアニメが大好き。 去年は洋画・邦画併せた興収ベスト10の内、7本がアニメ映画だもん。」
 1位 「君の名は。」
    2位  「スター・ウォーズ フォースの覚醒」
     3位  「シン・ゴジラ」

 4位 「ズートピア」
 5位 「ファインディング・ドリー」
 6位 「名探偵コナン 純黒の悪夢」
 7位 「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」
 8位 「ONE PIECE FILM GOLD」
     9位  「信長協奏曲」
10位 「ペット」
 「これは過去10年で最多の記録でやんす。」
 「アニメだの実写だのという枠でくくって論じる時代じゃないのかもしれんが、それでも実写の巻き返しを期待したいな。」

 「去年はいくらなんでも特別。 今年の邦画は多分落ち着くでしょう。」
 「おめえ、今年あの映画があることを忘れてるな。 貧弱貧弱ゥ!!
 「おおっ!そうだ!『ジョジョ』が確か8月公開ですね。 グレートだぜ!
 「こわい。 観るのがこわい。 すべりムード満点だもんな。」 
 「観客も腹くくらんとしょうがないでやんすね。 三池監督ならなんとかしてくれるでしょ。」
 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーっ!」
 「もう見離してますやん!公開されたら一緒に観に行きましょうよ親分。」
 「いいけど。 おごってくれる?」 
 「へいへい、おごりますから絶対約束ですよ。」
 「だが断る。」
 「なんじゃい!岸辺露伴のセリフ言いたかっただけ?」
 「『ジョジョ』の話になったらキリがねえな。 さっそく去年の邦画ベストを発表していくぞ。」


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10位 「殿、利息でござる!」

 「意外にコメディ色が薄く、真摯な人情物でしたね。」
 「話が新鮮で非常に面白かったし、地方行政を仕切る人間にぜひ観てもらいたい作品だ。」
 「お金のありがたみが分かります。」
 「羽生君も300点超えの名演技。」


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9位 「64-ロクヨン-前編/後編」

 「惜しいのは、前・後編じゃなくて一本にまとめてたら凄い傑作になってたと思うんだがな。」
 「お金かけたんでしょうね。 まあ、納得のデキでしたけどね。」
 「まれに見るオールスターキャスト。 佐藤浩市はじめ、役者さん全員の気合が凄い。」
 「まさに“情念”。 スピリットは物語の内容と同じ。」


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8位 「シン・ゴジラ」

 「ありゃ!? ここでコレ?」
 「押し出されたって感じだな。」
 「でも庵野さん、凄いもん作ったよなあ。 こういうゴジラもいいよなあ。」
 「日本のお家芸の特撮怪獣映画を、分厚いリアリティで一歩高みに引き上げて国防問題映画にしたのがユニーク。」


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7位 「海よりもまだ深く」

 「是枝ワールドは物語も人物も“背伸びしない”ところがいい感じになってるんですよね。」
 「“なりたいものになれなかった”人生の悲哀がキーワードやキーアイテムとして巧妙に配されているところが深い。海よりも。」
 「お~ウマい。 うまいといえば樹木希林の相変わらずのナチュラル・パフォーマンス。」
 「彼女が演じた母親が実は隠れた主役で、劇中で語られない部分を読み解くとなお面白いぞ。」


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6位 「怒り」

 「エネルギッシュな筆致に圧倒される群像劇。 観終わった後の満腹感が心地いいっす。」
 「人を信じる気持ちが瓦解した時に湧きあがる、怒りの感情に呑み込まれていく人間の弱さを、慈しみある視線で描いた傑作だ。」
 「宮﨑あおいの泣き!妻夫木聡の泣き!広瀬すずの泣き! そして謙さんの背中!」
 「観る人の心を揺さぶる俳優の“演技という力”のほとばしりが堪能できる。」


 「ベスト5の前に、11位から20位までのランキングでやんす。」

11位 「聖の青春」
12位 「永い言い訳」
13位 「道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48
14位 「FAKE」
15位 「セトウツミ」
16位 「ディストラクション・ベイビーズ」
17位 「二重生活」
18位 「海賊とよばれた男」
19位 「ヒメアノ~ル」
20位 
「日本で一番悪い奴ら」

 「昨年の邦画は良作ぞろいだったのがよく分かる。」
 「どれもベスト10から漏れたのが不思議なくらいでやんすね。」
 「さあ、ベスト5だが、この5作は同点で全部1位にしたいほどで悩みまくったな。」
 「1位はやっぱりあの映画ですかね?」
 「さあて、そいつはどうかな。」
 「ほぉ。」


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5位 「淵に立つ」

 「怖いし、しんどいし、最初っから最後までずーっと緊張しっ放しの映画でやんしたね。」
 「ほころびかけてる家族の中に一人の部外者が入り込み、背中を押されるように崩壊の一途を辿る心理スリラーだ。」
 「重々しい映画だけどスクリーンに釘付けにされる、まがまがしさが尋常じゃないっす。」
 「見るに堪えないシーンもあるが、あの悲劇が末期の夫婦をさらに泥沼にはめ込んでいく後半の展開は恐れ入った。」
 「浅野忠信の不気味さもさることながら、筒井真理子が鬼気迫り倒してましたね。」
 「家族という形態に不信感を持ってる監督さんのSっ気が容赦ない。」


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4位 「君の名は。」

 「4位と来たかぁ。 へそ曲がりだなあ親分は。」
 「そういう訳じゃねえけど。 それにしても、これほどの社会現象になるとは思いもしなかったなあ。」
 「一体、何がそんなにウケたのかなあ? 確かに映像もきれいだし、音楽もいいし、ストーリーだっていいのは分かるけど。 全部ひっくるめての総合力ってこと? でも200億超えは度を超してるような・・・。」
 「人生で素敵な出会いをしたことがあるか?だ。 なぜこの人と出会ったんだろうかとか、もしかしたら出会ってなかったかもしれない未来とか、出会いという神秘や喜びに思いを馳せたことがあるか? その経験が感動の差になると俺は思うぞ。」
 「震災を思い起こさせる話である点も意味が深いですね。」
 「人の運命は時に不条理で儚いもんだ。 だが人と人が出会う奇跡はそんな運命の試練さえ乗り越えるんだ。 出会うことには必ず意味がある。 たとえ喪失と背中合わせでも、人が出会える世界は素晴しいものだということをファンタジーの意匠で描き切った一大アンセムがこの映画だ。」
 「アッシと親分が出会ったのもビューティフルな奇跡という訳でやんすね?」
 「それはまた違う話だな。」  「へ?」


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3位 「葛城事件」

 「これまた重たい映画ですがね。」
 「いい映画ってのは、どうしても暗い話とは切っても切れん所があるのがちょっとしたジレンマだな。」
 「これも絵に描いたような家族崩壊モノですけど、人間描写が怖いほど細かくて真に迫ってますね。」
 「"なぜこうなったのか?"と"成るべくしてなった"の悲劇のロジックに震撼させられる。 こういうことがあっても不思議ではないから怖い。」
 「一家の主の理想のもとに家族一人一人が次々と壊れていく過程が悲し過ぎますね。」
 「三浦友和、南果歩の、何かが取り憑いてるような演技が強烈な印象として残ったな。」
 「とろろ蕎麦とコンビニ弁当。 この食のシーンが特に圧巻。」


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2位 「この世界の片隅に」

 「教科書には載っていない戦争の記憶に触れることができる貴重な名作だ。」
 「戦時下で一生懸命生きてきた市井の人々にも色々な想いがあるんでやんすね。」
 「あの素晴しい原作を2時間にまとめるのは至難の業だし、つぎはぎ感が出る危惧はあったが、これで文句を言ったらバチが当たるぐらい十分納得のいく構成にしている。 力を尽くしたスタッフに感謝だ。」
 「原作のテイストを壊さず、アニメならではの強みを生かした表現も盛り込んでましたね。 原作にはない"その後"のエンドロールも良かったなあ。」
 「"のん"の吹き替えも、見事この映画に命を吹き込んだ。 『あまちゃん』だけじゃない。 あの子の才能は凄いな。」
 「年配の客層が多いようですけど、もっと若い人にも観ていただきたいっすよね。」
 「普段映画館に行かない人も含めて、特に婦女子の方々。 ぜひとも足を運んでくだされ。」
 「どこも満席続出みたいだから、事前のチェックを忘れずにね。」


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1位 「リップヴァンウィンクルの花嫁」

 「やっぱ、そうでしょうな。 ベスト10の中では一番早く公開されたこれが逃げきりで激戦を制して1位。 好き嫌いが分かれる映画でしょうけど。」
 「『リリイ・シュシュのすべて』を観て、岩井俊二は勘弁と思ったクチだけど、黒木華目当てにフラッと観に行ったら、これがまた黒木華ぬきにしてドストライクの傑作だった。」
 「3時間の長尺だけど、美味しいお酒にほんのりと酔ったような恍惚の時間があっという間に過ぎちゃった至福の映画です。」
 「SNSをはじめとした虚構のつながりの世界からはじき出されたヒロインが自己を解放する、大人のおとぎ話だな。」
 「クセの強い人物が次から次へと出てきて、先が読めない語り口。 サスペンス調でSNS否定風な前半と、人と繋がること自体を肯定する浮遊感覚の心情ドラマの後半。 この表裏二章からテーマが浮かび上がるのが巧い。」
 「手軽になったコミュニケーションは怖いほど脆い。 心がない。 それでも物語は人との交わりに依存することの批判じゃなくて、世界には優しさが溢れてると思えれば自分の人生にも光が射すってことだ。」
 「黒木華やCoccoに綾野剛も良かったけど、昨秋亡くなったりりィさんの渾身の演技に胸を打たれたでやんす。」
 「おお、あのスッポンポンで酒盛りする伝説のシーンだな。 人前で裸になるのは恥ずかしい。 自分をさらけ出すよりは、ネット社会の匿名性も一理ある優しさだということか。 虚構から始まってもいつしか真実の愛が生まれる。 そう信じて今一度この虚構の蔓延した世界を愛しんでみようじゃないか。」

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

 「ベスト10のおさらいでやんす。」
 1位 「リップヴァンウィンクルの花嫁」
 2位 「この世界の片隅に」
 3位 「葛城事件」
 4位 「君の名は。」
 5位 「淵に立つ」
 6位 「怒り」
 7位 「海よりもまだ深く」
 8位 「シン・ゴジラ」
 9位 「64-ロクヨン-(前編/後編)
10位 「殿、利息でござる!」


 「この他に印象に残った作品は?」
 「『アイアムアヒーロー』『太陽』『団地』『だれかの木琴』あたりかね。」
 「おや?『聲の形』は?」
 「すまん。 あれは観てない。」
 『湯を沸かすほどの熱い愛』。」
 「重ねがさね、すまん。」
 「じゃあ、『ちはやふる』も?」
 「お察しの通り。」
 「毎年、何本かはもったいないことをしますねえ。」
 「おめえがおごってくれるんら、いくらでも観に行くがな。」
 「やれやれだぜ。」
 「おおっ!空条承太郎のセリフで返すとは! じゃあ俺からも。 オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!!!

 「なんで殴られるのん?」


 「『ジョジョ』ネタばっかり推して、解らない人すいません。 それでは【ええ仕事の俳優20人】を紹介ィィィィィィィィーッ!!!!!

【ええ仕事の男優20人】
尾藤イサオ 「の、ようなもの のようなもの」
綾野剛 「リップヴァンウィンクルの花嫁」
大杉蓮 「蜜のあわれ」
柳楽優弥 「ディストラクション・ベイビーズ」
菅田将輝 「ディストラクション・ベイビーズ」
阿部サダヲ 「殿、利息でござる!」
阿部寛 「海よりもまだ深く」
森田剛 「ヒメアノ~ル」
佐藤浩市 「64-ロクヨン-(前編/後編)
瑛太 「64-ロクヨン-(前編/後編)
永瀬正敏 「64-ロクヨン-(前編/後編)
三浦友和 「葛城事件」
香川照之 「クリーピー 偽りの隣人」
渡辺謙 「怒り」
妻夫木聡 「怒り」
古館寛治 「淵に立つ」
本木雅弘 「永い言い訳」
竹原ピストル 「永い言い訳」
松山ケンイチ 「聖の青春」
岡田准一 「海賊とよばれた男」

【ええ仕事の女優20人】
富田靖子 「十字架」
黒木華 「リップヴァンウィンクルの花嫁」
Cocco 「リップヴァンウィンクルの花嫁」
りりィ 「リップヴァンウィンクルの花嫁」
成海璃子 「無伴奏」
二階堂ふみ 「蜜のあわれ」
樹木希林 「海よりもまだ深く」
藤山直美 「団地」
南果歩 「葛城事件」
竹内結子 「クリーピー 偽りの隣人」
小泉今日子 「ふきげんな過去」
常盤貴子 「だれかの木琴」
門脇麦 「二重生活」
宮﨑あおい 「怒り」
広瀬すず 「怒り」
蒼井優 「オーバー・フェンス」
吉田羊 「SCOOP!」
筒井真理子 「淵に立つ」
のん(声) 「この世界の片隅に」
高畑充希 「アズミ・ハルコは行方不明」


まだまだ『ジョジョ』で盛り上がる
 「キャスティングが発表されてましたが、どれも・・・」
 「線が細いよなあ。 まあアニメの実写化は色々言われるのは付き物だがな。 山崎賢人くん、プレッシャーだけどがんばってほしいね。」
 「気になるのは吉良吉影と岸辺露伴のキャスティングが発表されてません。」
 「登場しないっていうのが、もっぱらの噂だぞ。」
 「嘘でしょ? 吉影と露伴あっての『ダイヤモンドは砕けない』でしょうに。」
 「タイトルに『第一章』って付いてるから続編で出すんじゃねえか?」
 「続編やる気満々なんですね。」
 「その代わりの悪役が形兆と安十郎ってことだろ。」
 「ああ、バッドカンパニーは映画になったら面白いかも。 でもアクアネックレスは頼りないなあ。」
 「せめてレッドホットチリペッパーだろ、ここは。」
 「同感ですねえ。 あれメッチャ強いっすからねえ。」
 「いずれにせよ公開即ダッシュで鑑賞ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!
 「了解ィィィィィィィィィ!!!!!
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