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2016映画ベスト:二十選~洋画の巻
2017年01月04日

 「親分、あけましておめでとうございます。」
 「おぅ、おめでとうさん。」
 「・・・・親分、例の物を。」
 「例の物って? こないだロシアから仕入れたハジキ?」
 「なに言ってんすか。 アレですよ、アレ。」
 「わかんねえな・・・。」
  オットシーダマッ、オットシーダマッ、オットシーダマッ
 「 アッゲマーセン、アッゲマーセン、アッゲマーセン
 「ケチっすねえ。」
 「歳いくつだよ、おめえ。」
 「5歳でちゅ~。」
 「あらそうでちゅか~。5歳だったら、ハイ10円。」
 「ケチっすねえ。」
 「うるせえ。」
 「親分、こんなムダ話してる場合じゃないっすよ。」
 「おめえから話しかけてきたんだろうがよ。」
 「昨年観た映画のベストランキングの発表をさっそくどうぞ!」
 「はやいって! そんな突然キューを出すんじゃない。」
 「昨年観た洋画は174本。 例年並みでやんすね。」
 「20本を抜き出すことはスンナリ出来たが、そこから順位をつけるのが難しかったなあ。」
 「それでは参りましょう、洋画のベスト。 10位から発表ぅ!」



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10位 「リトル・ボーイ 小さなボクと戦争」

 「去年はオバマさんが広島に来て、安倍さんが真珠湾を訪問。 奇しくもタイムリーな一本。」
 「寛容と和解だな。 戦争の歴史をどう未来に活かすか。 人類の大きな課題だ。」
 「『僕たち、相棒だろ?』のセリフで涙腺がヤバいことに。」
 「子役の坊やも上手かったな。」


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9位 「ブリッジ・オブ・スパイ」

 「史実の人間ドラマを手掛けたらスピルバーグは手堅いし、うますぎる。」
 「役者さんがみんな良かったっす。 マーク・ライランスの佇まいは伝説。」
 「冷戦という状況を乗り越えて、自分の仕事を全うする者同士の絆が感動させられるな。」
 「話し合うってことは本当に大事なこと。」


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8位 「ヘイトフル・エイト」

 「映像と音楽は言うまでもなく、ミステリーとして、会話劇としてタランティーノ作品中まちがいなく五指に入る傑作。」
 「種明かし的フラッシュバックから血みどろアクションになだれ込んでの『そして誰もいなくなった』でやんすね。」
 「もう少し順位が上でもよかったが、タランティーノが“8”にこだわった作品なので敬意を表して8位。」
 「やっぱりそうでやんしたか。」


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7位 「ハドソン川の奇跡」

 「おおっ!またトム・ハンクスの映画っすね。」
 「どんな役でも板についてしまうのがこの人の凄さ。」
 「往年の航空パニック映画の趣きも良かったですね。」
 「プロフェッショナルの一瞬の判断を問うという異色の法廷劇として見応え抜群。」


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6位 「オデッセイ」

 「苛酷な状況で繰り広げられるサバイバル・ストーリーなのに、悲壮さが全くないどころか、次はどうする次はどうするの高揚感が止まらない面白さ。」
 「あきらめない気持ちが奇跡の道を切り開くメッセージが強烈です。」
 「それと普段からちゃんと勉強しとけば絶対損はない。 と、今頃気がついても俺らにはもう遅い。」
 「いやいや、それこそあきらめたらいけませんよ。 いやムリか・・・。 ムリだな。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「ベスト5の前に、11位から20位までの発表でやんす。」

11位 「ルーム」
12位 「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
13位 「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
14位 「ドリーム ホーム 99%を操る男たち」
15位 「ある戦争」
16位 「ティエリー・トグルドーの憂鬱」
17位 「レヴェナント:蘇えりし者」
18位 「ズートピア」
19位 「ザ・ウォーク」
20位 
「シング・ストリート 未来へのうた」

 「マーベル・ムービーがベスト20の中に入ったのは珍しいでやんすねえ。」
 「これは久々に良かった。 ヒーロー映画でも語られてる内容は実に深い。」

 「それではランキングに戻ってベスト5の発表でやんす。」

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5位 「ブルックリン」

 「シアーシャ・ローナンの瑞々しさが印象的です。」
 「一介のラブ・ストーリーではなく、一人の女性が精神的に自立していく姿が深みのある心情描写で綴られている。」
 「50年代の世相や背景のディティールも素晴しかったですねえ。」
 「主人公の周りにたくさんのキャラが出てくるけど、それぞれ演じてる役者さんがみんないい仕事をしてるんだよ。」
 「そうそう。チョロッと出てきては爪痕を残していくというか。」
 「脚本のたまものだ。」


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4位 「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」

 「この映画も『ブルックリン』同様に、たくさん出てくるキャラクターを演じたバイプレーヤーのみなさんのいい仕事があったからこその傑作。」
 「あまり馴染みがない人だったけど、ブライアン・クランストンも最高でした。」
 「映画業界の暗黒史に翻弄されながらも、いいモノをつくるための仕事に打ち込んできた主人公の姿が感動的だし、キャラクターもユニーク。」
 「映画界の知られざる貢献者ですねえ。」
 「マックイーンの『パピヨン』も書いた人だからな。」
 「足向けて眠れませんな。」

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3位 「さざなみ」

 「昔の恋人が忘れられないダンナに奥さんがどうにもならんぐらい嫉妬するという、それだけの話なんですが格別に恐い映画でしたね。」
 「シャーロット・ランプリングの鬼演技。 これに尽きる。 凄いものを見せつけられた。 円熟味とかいうのを超えてるな。」
 「トム・コートネイも良かったですが、シャーロット・ランプリングがエグすぎる。」
 「そんなにセリフのある映画じゃないけど、奥さんの内心に溜めこんでいたものが表情にジワジワ出てくるのよなあ。 見てるだけで金縛りにあいそうだ。」
 「昔の女を忘れられないのが男っていう生き物じゃねえすか。 そんなにダメ?」
 「それを許してくれないのが女っていう生き物。」


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2位 「最愛の子」

 「中国の社会問題にスポットを当てた、中国版『そして父になる』ですね。」
 「前半と後半で主人公が代わるという大胆な構成。 何人かの人物それぞれのドラマが網目のように織り込まれた濃密なストーリー演出に脱帽させられる。 本人とは別人のような役の作り込みをしたヴィッキー・チャオが神仕事。」
 「最初から最後までずーっと、“いたたまれない”という感情で胸が一杯になります。」
 「子供に罪はないというのが辛いな。 親と子の絆は血のつながりではなく結局、“共に過ごした時間”なんだよ。」
 「簡単にお子さんから目を離す親御さんをたまに見かけるけど、ホントに気をつけてほしいですよね。 日本じゃこの映画みたいなケースはなくても、思いがけない事故もありますからねえ。」 
 「まったくだ。」


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1位 「リリーのすべて」

 「世界で初めて性適合手術を受けた実在の人物リリー・エルベの感動の物語でやんすね。」
 「トランスジェンダーを扱った数々ある映画の枠組みから、一歩外に出た感じの角度で語っているところに新鮮な驚きがある。 偏見という“外側”に向けて闘っていく話が多い中で、主人公の“目覚めと葛藤”の始まりの部分をつぶさに描き込んだ上で、“内側”にある“本当の自分”になるための闘いのドラマを真摯に綴った神秘性漂う映画だ。」
 「性同一性障害がまだ精神病だと言われていた時代で、結婚もしているのに自分がおかしくなってしまったのではと恐怖する気持ちに葛藤しながら、自分の人生を見出していくリリーの心の闘争には、あらためて現在トランスジェンダーとして悩むの人々の心を思わずにはいられませんねえ。」
 「偏見の時代の中でも、誰もやったことのない手術、それも限りなく失敗の確立が高い手術に挑んでまで“本当の自分”になろうとしたリリーの勇気が、セクシャリティに対する寛容を求める声も当たり前に発せられる世の中になった時代の礎になっている。偉大な人物だ。」
 「奥さんが理解を深めて一生懸命にリリーを支える姿も感動的。 こんな“夫婦愛”もあるのかと目からウロコ。」
 「エディ・レッドメインの演技も高次元。 アリシア・ヴィキャンデルも言うこと無し。 二人とも彗星のごとくポーンと出てきた人だけど、この巧さはそりゃ売れっ子になるわと納得だな。」

゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

 「ベスト10のおさらいでやんす。
 1位 「リリーのすべて」
 2位 「最愛の子」
 3位 「さざなみ」
 4位 「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」
 5位 「ブルックリン」
 6位 「オデッセイ」
 7位 「ハドソン川の奇跡」
 8位 「ヘイトフル・エイト」
 9位 「ブリッジ・オブ・スパイ」
10位 
「リトル・ボーイ 小さなボクと戦争」

 「おや? アカデミー賞作品賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』がないじゃないですか。」
 「微妙なんだよな。 面白いけど、よくある映画だろ? 社会派サスペンスとしては特別新味もなかったしなぁ。」
 「その他に惜しくもランキング外になった作品は?」
 「『イット・フォローズ』『スティーブ・ジョブズ』『アーロと少年』『アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『幸せなひとりぼっち』ってとこかね。」


 「では【ええ仕事の俳優20人】のご紹介。」

【ええ仕事の男優 20人】
マーク・ライランス 「ブリッジ・オブ・スパイ」
ジョセフ・ゴードン=レヴィット 「ザ・ウォーク」
マット・デイモン 「オデッセイ」
マイケル・ファスベンダー 「スティーブ・ジョブズ」
アンドリュー・ガーフィールド 「ドリーム ホーム 99%を操る男」
エディ・レッドメイン 「リリーのすべて」
トム・コートネイ 「さざなみ」
レオナルド・ディカプリオ 「レヴェナント:蘇えりし者」
ジェイク・ギレンホール 「サウスポー」
トム・ハーディ 「レジェンド 狂気の美学」
ジャック・レイナー 「シング・ストリート 未来へのうた」
ブライアン・クランストン 「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」
ステファン・ジェームス 「栄光のランナー 1936ベルリン」
ジェイコブ・サルヴァーティ 「リトル・ボーイ 小さなボクと戦争」
ヴァンサン・ランドン 「ティエリー・トグルドーの憂鬱」
トム・ハンクス 「ハドソン川の奇跡」
デーブ・パテル 「奇蹟がくれた数式」
ビルー・アスべック 「ある戦争」
ダン・フォグラー 「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
ヒュー・グラント 「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」

【ええ仕事の女優 20人】
ミシェル・ウィリアムズ 「フランス組曲」
エイミー・ライアン 「ブリッジ・オブ・スパイ」
ヴィッキー・チャオ 「最愛の子」
ルーニー・マーラ 「キャロル」
カレアスワリ・スリニバサン 「ディーパンの闘い」
ケイト・ウインスレット 「スティーブ・ジョブズ」
ダイアン・キートン 「クーパー家の晩餐会」
オリビア・ワイルド 「クーパー家の晩餐会」
ジェニファー・ジェイソン・リー 「ヘイトフル・エイト」
パオラ・コルテッレージ 「これが私の人生設計」
カトリーヌ・フロ 「偉大なるマルグリット」
アリシア・ヴィキャンデル 「リリーのすべて」
ブリー・ラーソン 「ルーム」
エミリー・ブラント 「ボーダーライン」
シャーロット・ランプリング 「さざなみ」
メアリー・エリザベス・ウィンステッド 「10 クローバーフィールド・レーン」
シアーシャ・ローナン 「ブルックリン」
ケイト・ブランシェット 「ニュースの真相」
ジュリアン・ムーア 「ハンズ・オブ・ラブ 手のひらの勇気」
メリル・ストリープ 「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」


 
「次回、【邦画の巻】に続くでやんす。」
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