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他にもこれ観ました  ~9月編(上)
2016年09月18日

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「イレブン・ミニッツ」

「アンナと過ごした4日間」、「エッセンシャル・キリング」などのポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキの、不条理な運命を描いた群像劇。
この物語は、午後5時に始まり、5時11分に終わるという、11分間の様々な出来事がモザイク状に構成されたストーリーです。

※ホテルの部屋にいる、女ったらしの映画監督
※映画監督の部屋に面接にやってきた女優
※その女優と結婚したばかりの嫉妬深い夫
※ムショ帰りのホットドッグ屋のオヤジ
※バイク便をしているホットドッグ屋の息子
※ホテルの一室でポルノビデオを鑑賞する男女
※質屋に強盗に入るが、店の主人の自殺現場に出くわす青年
※元カレから犬を返してもらい、散歩中のパンク女
※逆子の出産が迫っている妊婦を救う女性救命士
※川辺で絵を描いている老画家
これらの人物それぞれのドラマが同時進行、時間を何度か遡行しながら、81分という上映時間の中で「11分間」の経過を綴り、ラストには人物全員にとんでもない災難が降りかかります。
別々の無関係の人物たちが最後に、偶然がたたみかけるアクシデントの連鎖に巻き込まれるという展開はさほど目新しいものではありません。

「結局なんなの?」ってな話なんですが、iPhoneのカメラ、ウェブカム、監視カメラなどの映像から始まり、最後は警察署内の監視カメラのマルチスクリーンがどんどん細分化されて、映画として描かれてたカメラ映像は右上にポツンと「ドット落ち」の黒い点になるというラスト。
こうして説明してても未見の方には「?」でござんしょ?
本当に「なんのこっちゃ」な映画なんですよ。

劇中で人物たちが空を見上げて、黒く浮かんでる小さな物体を発見しては「あれは何だろう?」みたいな会話がサラッと出てくるんですが、ラストから安直に推すれば、神様かなんかが下界の世界を見てる監視カメラのレンズだったりなんかして?
神様も下界をデジタル感覚で観察? 
監督さんの意図はもっと高尚でしょうけど、アッシにはこう考えるのが精一杯。
        

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「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」

マジックの技を駆使して、私腹を肥やす悪人たちから金を巻き上げるという義賊ばりのマジシャン・チーム「フォー・ホースメン」の活躍を描くアクション・エンタテインメントのパート2。
3年前の前作って、そんなに面白かったかなあ? アッシはちょっとね・・・。
本国でも評価が二分しながらも、優秀な興収を上げたことから続編製作GO!と、いう訳の第2弾。
監督はルイ・レテリエから「G.I.ジョー バック2リベンジ」のジョン・M・チュウにチェンジ。
前作の紅一点だったアイラ・フィッシャーはオメデタで降板し、「バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!」で奇しくもフィッシャーと共演していたリジー・キャプランが華を添えております。

今回、「フォー・ホースメン」は個人情報を横流しするIT企業の不正を暴こうとして、逆に罠にかけられてしまうのですが、その相手がダニエル・ラドクリフ演じる天才エンジニア、ウォルター。
当のIT企業が開発した、地球上の全コンピューターに侵入できるチップをどうしても手に入れたいウォルターは、「フォー・ホースメン」の高度なイリュージョン・テクニックに目をつけて、彼らにそれを奪うように強要。
厳重な警備をかいくぐって、彼らがいかにチップを奪うかも見どころですが、ただ脅迫されて言いなりになってる訳にもいかないので、どんな逆襲の大仕掛けを見せてくれるかも楽しみ。

これ前作よりは面白いかなと思いますが、前作観てない人は明らかに不利ですね。 観てても半分ぐらい内容を忘れちゃったべさ!って人もちょっぴりキツイかも。
ジェシー・アイゼンバーグ演じるダニエルが主役のような感じだった前回とは変わって、今回は誰が主役という訳でもない、主要キャスト全員にウエイトを分散させたのが良かったと思いますね。
いろんなイリュージョンが出てきますが、「逆さに振る雨」ってナマで観てみたいね。
あと、苦言を言うならば、催眠術に頼り過ぎ!
        

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「後妻業の女」

何年か前に黒川博行の原作小説「後妻業」を読みましたが、これがリアルで恐くて、読み応えがハンパない小説でした。
それが映画化されると知ったものの、予告編を始めて観たとき・・・
「えっ?コメディ?」・・・。
黒川さんがそれでOKしたんなら、いいですけど。
コメディにしたことで、それはそれで別の面白さが発見できれば良かったですけどねえ。
いやあ・・・、やっぱこの題材は笑いに持っていくのはちょっと違うんじゃないですかね。

相当な資産を持っていて、なおかつ後先短い独身老人の後妻に収まって、老人が死ぬと全財産を巻き上げる「後妻業」を生業とする女、小夜子(大竹しのぶ)と、裏で糸を引く結婚相談所所長・柏木(豊川悦司)のドロドロの悪行三昧。
父親を亡くして被害に遭った姉妹と、小夜子と柏木を追う私立探偵など、様々な角度から欲に駆られる人間たちの絡み合いを描いたブラック・コメディ仕立ての犯罪ドラマです。
監督は「愛の流刑地」の鶴橋康夫。

コメディにすることで、小夜子もある意味気の毒な人物にして、それと共に、親への愛情とか、犯罪を憎む社会正義だのというお題目は「ゼニ」の前には無力になる厭世ドラマを描く狙いだったのかは分かりませんが、やっぱり「笑い」としては伝わりませんねえ。
京都で実際に起きた連続不審死事件を持ち出すまでもなく、「熟年婚活」が激増してる昨今、こういう犯罪がゴロゴロ転がってるという現実とその手口の恐ろしさをもっと前面に出してほしかったと思います。
死んだと思いきや生きてましたというドタバタのラストも全然面白くないですね。

「関西要素なし」の女優さんの関西弁について今さらどうこう言いたくないのですが、やっぱそれでも我慢ならんのが関西人の気質。
大竹しのぶの上手いのか下手なのか分からない関西弁が気になって気になって。
「通天閣どころやない。 スカイツリーや。」
ちゃうちゃう。 そんなん全然あかんわ。
「スカイツーや。」じゃなくて、「スイツリーや。」でっせ、大竹はん。
        

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「セルフレス/覚醒した記憶」

突然ですが皆様に大変素晴しいお知らせがあります。
御歳を召されて御身体の健康状態の不安が拭えない貴方。
若い肉体を取り戻したいとお考えの貴方。
そんな皆様に朗報です。
遺伝子を培養して人工的に作った若い肉体に貴方の精神を転送しませんか?
不可能とお思いですか? それが可能なのです。
見た目は全く違う人間になってしまいますが、ロートルの肉体に別れを告げて、若い肉体で人生をリスタートできるのですから、こんな素晴しいことはありません。
この、いわゆる“脱皮”を繰り返せば永遠に生きていけることも可能です。
ただし。 ただしですが、今の名前や戸籍、職業、家族などは全て捨て去っていただきます。
新しい土地で名前も変えて、全く新しい人間として違う人生を歩んでいただくことが条件となります。
今ならサービス期間中。 ニューライフを送るための豪華な住居を提供させていただきます。
ぜひともご検討のほどを。
あっ、それからもうひとつ注意事項を。
貴方の精神が新しい肉体の神経構造に順応するまでの拒絶反応を抑制するために、1日1錠、薬を服用していただかなくてはなりません。
1日でも服用を忘れると幻覚作用を引き起こしますので御注意願います。

と、いうことです。
ガンに侵され余命いくばくもない建築家のダミアン(ベン・キングズレー)は、「フェニックス」という謎の研究機関の科学者オルブライト(マシュー・グード)から、若い肉体に自分の頭脳を転送することを持ちかけられて“脱皮”を決意する。
転送装置に入れられて目が覚めると、鏡に映ってる自分の姿は見知らぬ若い男(ライアン・レイノルズ)。
建築家のダミアンは死んだことになっており、新しい人生を歩み始めたダミアンだったが、薬を飲むことを忘れた彼はリアルな幻覚を見る。
独自に調べた彼はやがて、新しい肉体は遺伝子培養の人工体ではなく、妻と幼い娘を持つ特殊部隊の兵士マークだったことを突きとめる。
だがそのことを知られたくない研究機関がダミアンの抹殺に動き出す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これは面白い。
監督がターセム・シンでもあり、細かいカット割りや、迫力あるカーチェイスなどが凝った映像で撮られています。
主人公の追われる状況から逆襲に転じるまでが、ほぼノンストップな展開でサスペンスは十分。
楽しめる一本です。
        

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「だれかの木琴」

常盤貴子が池松荘亮をスト―キングする物語。
「酔いがさめたら、うちに帰ろう」の東陽一監督作で、直木賞作家、井上荒野の同名小説の映画化。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
郊外の一軒家に引っ越してきた親海小夜子(常盤貴子)は、警備機器会社に勤める優しい夫(勝村政信)と中学生の娘かんな(木村美言)と3人で暮らしている。
初めて入った美容室の美容師、山田海斗(池松荘亮)に髪をカットしてもらったその日に「御来店ありがとうございました」のお礼の営業メールをもらった時から小夜子の中で何かがざわつく。
・・・海斗は単なる営業メールに対して、「今後ともよろしくお願いします」と小夜子がわざわざ返信してきたことに戸惑っていたが、それに対して返信するとまた返信してきた。
レスが途絶えると、前回から間隔もないのに再び小夜子が店を訪れて「クラス会があるから」とカットを注文。
・・・小夜子は海斗とのさりげない会話から海斗の住んでるアパートを探り当て、イチゴのパックを「買い過ぎたのでどうぞ」という手紙を添えてドアノブに吊るして帰る。
・・・ここまでになるとさすがに気味が悪い海斗。
同棲している恋人の唯(佐津川愛美)は「誘ってんじゃないの?」と眉をしかめるが、海斗はそんな単純なものじゃないという感じがしていた。
・・・小夜子は「火曜日は休み」という海斗の言葉を思い出して、思い切ってアパートまで行き、躊躇しながらも呼び鈴を押してしまう。
海斗に部屋に招き入れられた小夜子は当然そこにいた唯と鉢合わせし、わずかな間だが気まずい思いをして帰るのだが、小夜子はそこで止まらなかった。
唯の勤めるブティックに何食わぬ顔でやってきては、似合いもしないシンデレラ・ワンピースを購入してみせ、彼女の行きつけのスナックまで行って一杯ひっかけている始末。
・・・苛立ちを抑えられない唯に対して、海斗は小夜子の中に垣間見える孤独を感じ取っていた・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
単なるストーカーのサスペンスとは違うのですが、人物の孤独感を深読みさせる面白さがある心理ドラマとして見応えがあります。
小夜子の家庭のギクシャク感の描写もいろいろと謎ですね。
いつもではないけど、妻も娘も「さん」づけで呼んだりする時がある夫は、とにかく極度の心配性で、家では部屋に入った途端に作動するセキュリティ・システムを完備し、玄関扉には鍵が二つ。
自分はスマホを持っているが、妻にも娘にもスマホを持たせないのはSNSをさせないつもりなのでしょう。
今度一緒に旅行に行こうという話を持ち出した時に、「あの子(中学生の娘)は家族旅行に憧れてたから」と言うのですが、それって今まで家族旅行さえも行かなかったってこと? どんだけ心配性? この夫も他人を信用できない孤独な男です。
そんな自分の考えを娘に切々と説く父親ですが、妻の心が満たされてないことも薄々知ってて、家に押しかけてきた唯が妻に罵声を浴びせた時も毅然とかばってやる姿がなんとも言えませんね。
 
一方の海斗自身も「3センチカット男」のことをとやかく言えない孤独を抱えており、小夜子の孤独を見抜いた彼にすれば小夜子のストーキングも無碍に拒否し切れないのですね。
唯が親海家に押しかけて小夜子に「ババア」と罵ったことに、海斗が思いの他ブチ切れるシーンにも「母親になんかあったなあ」感がヒシヒシですね。

小夜子と海斗の恋愛にまでは発展しない、いや最初から当人たちはそうさせる気もないけど、自分がこうしたら相手はどう返してくるだろうかをスリリングに伺って孤独を癒してる妙な共犯関係が紡がれていくという、人の心の迷走は摩訶不思議。
        

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「キング・オブ・エジプト」

神と人間が共存しているという設定の古代エジプトを舞台にした冒険スペクタクル。
CGてんこ盛り、荒唐無稽なプロットと、おもろかったら何でもありな展開が全編で幅を利かすB級感満載ですが、これ意外に面白いですよ。 そういう映画だと割り切って観ればね。

エジプトの国王である豊穣の神オシリスは、天空の神である息子のホルスに王位を譲ることにした。
その戴冠式に「ちょっと待ったあ」と殴り込んできたのがオシリスの弟、砂漠の神セト。
セトはオシリスを殺し、闘いを挑んできたホルスの両目を奪ってしまう。
こうして自ら王を名乗って国民を支配するセト。
このままではアカンということで、立ちあがったのは一人のコソ泥のあんちゃん、べック。
ホルスの復活を信じる恋人のザヤにケツを叩かれて、神殿からホルスの目の片方だけを取り戻したべックだが、ザヤが命を落としてしまう。
打倒セトのチャンスを伺っていたホルスは、べックからザヤを生き返らせてほしいという取引に応じて片目を手に入れる。
かくして二人はセトを倒すための壮大な冒険に出るというオハナシ。

アトラクション満載で老若男女楽しめるエンタメ作品。
作ってる側も「どうせおまえらツッコミ倒すんだろ?」を想定した上で、ある意味ハッチャけてますのでこれ観て怒る方がバカを見ます。
どうせ悪役を倒してハッピーエンドってのは分かってるので、そこかしこに詰め込まれてる"お楽しみ"を文字通り楽しんでいただきたいものです。
2Dで観ましたが、ひょっとしたら3Dの方がオススメかもね。
べックを演じたブレントン・スウェイツは、「マレフィセント」で王子役で出ていたイケメンさんですが、来年公開の「パイレーツ・オブ・カリビアン」の新作でジャック・スパロウの相棒役で出演が決定していますので今後注目の人ですね。
ただちょっとナル入ってそうな人だよなあ、こういうイケメンって。
絶対、鏡の前に立って前髪しつこくいじるタイプやろ!

あと、スフィンクスのなぞなぞの部分ね。
答えのセリフの時に「ピー」って入れて、あとで賞品付きのクイズにして募集したら盛り上がったかも。 いや、みんな怒るかなあ。
なぞなぞの答えはしょうもないんだけどね。
        

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「アスファルト」

名優ジャン=ルイ・トランティニャンの娘で、2003年に不幸な事件で亡くなったマリー・トランティニャン。
彼女が最後に出演した「歌え!ジャニス★ジョプリンのように」の監督を務めていたのが、かつての夫だったサミュエル・ベンシェトリ。
その彼の新作映画が久々に日本公開です。
かなりくたびれた団地の中で起こる3組の男女の物語が絡み合うハートフル人生劇場。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
団地のエレベーターが故障続きで閉じ込められる人が後を絶たない。
管理組合は交換に応じない。 ならば住民が費用を出し合おうとみんなで会合を開くが、独身の中年男スタンコヴィッチは「俺は2階だから使わないし金も払わない」と拒否。
「金を払わないなら今後はエレベーターを利用しないこと」という条件を受け入れたスタンコヴィッチだったが・・・

【スタンコヴィッチと看護師】
会合が開かれた部屋に置いてあったサイクルマシンが気に入って購入したメタボ気味のスタンコヴィッチ。
さっそく、ペダルが自動で動くオートモードで試すのだが、300メートルを計時した時点で意識を失ってしまう。
それ以来彼は下半身不随になり、車椅子生活を余儀なくされる。
病院から帰って、さっそく使わない約束のエレベーターに人目を盗んで乗るが、食料の買い出しのために、エレベーターに絶対に人が乗ってこない時間帯を割り出してまで乗ることに。
しかし、どうしてもスーパーが閉まっている深夜の時間帯になってしまい、やむなくある病院の自動販売機でスナック菓子を買いだめするしかない。
そんなことを繰り返してるうちに病院の裏口で休憩に出てきてタバコを吸ってる女性の看護師と出会う。
なんだかワケありな看護師に恋をしたスタンコヴィッチは自分がカメラマンだと偽り、母の形見のカメラを持参して毎夜病院へと通っては看護師と会話を重ねるのだが・・・・

【落ち目の女優ジャンヌと少年シャルリ】
ある日、故障してるエレベーターと格闘してる女性に手を貸してやった少年シャルリ。
彼女から女優だと自己紹介されてもピンとこないシャルリは出演ビデオを見せてもらって演技を絶賛。
落ち目の女優ジャンヌはシャルリの言葉に火が付き、かつて出演した演劇の再演に同じ役でオーディションを受けることを決心する。
だが見事に落ちてしまって泥酔するジャンヌから事情を聞いたシャルリは15歳の役ではなく、90歳の役に挑戦するようにアドバイス。
新境地を切り開くチャンスだと、演出家に送りつけるために演技をビデオ撮影するシャルリとジャンヌの二人は「監督と女優」として向き合う・・・・。

【宇宙飛行士ジョン・マッケンジーとマダム・ハミダ】
NASAの宇宙飛行士ジョン・マッケンジーは宇宙での任務を終えて地球に帰還中になぜか団地の屋上に不時着する。
最上階の部屋を訪ねたジョンは、一応NASAと連絡がついたものの、しばらくの間、そこに住むアルジェリア系の移民マダム・ハミダと暮らさざるを得なくなった。
だが、お互いに言葉が通じない。
その分、マダム・ハミダはジョンをかいがいしくもてなし、ジョンも流しの水漏れを直してやったりと、二人の間に親子のような関係が築かれていく。
マダム・ハミダが息子の着ている服とベッドを貸してくれたことがきっかけで、親子が一緒に暮らしていない事情をジョンは悟るのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人生が決していい方向を向いていない人物ばかり登場し、それぞれが希望を見出していくまでがホノボノとした微笑ましい語り口で描かれています。
さして見入ってしまうような話ではないのですが、小市民のアルアル的笑いが申し分程度に散りばめられてて不思議な味わいがあります。
劇中に何度か「あの音は何だろう?」というようなやり取りが交わされる、謎の鳴き声のような音が聞こえてきます。
これはラストで、ゴミ捨て用の共同コンテナの側面の扉が開いてて、風に揺られて「キーコーキーコー」と鳴ってる音だったことが明かされます。
これは何の意味なんでしょうね。
一度はゴミのようにポイと捨て去った希望が、かすかに開いた扉から再び解き放たれているよという合図の音として人物に聞こえていたのかもしれません。
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