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9(ナイン)~9番目の奇妙な人形~
2010年05月14日

2006年のアカデミー賞でアニメーション短編部門にノミネートされた「9」を観たティム・バートンが「やばいよ、これ!」と感動しシェーン・アッカー監督と組んで長編化したファンタジーアニメ。

人類が滅びた後の世界。ある研究室で一体の人形が目を覚ますところから物語は始まる。
麻布を縫い合わせ腹部にはジッパー、背中に[9]と数字が書かれている。 なんだか手作りのC3-POみたい。
自分が何者なのかわからない彼は廃墟となった街に出てみるが、突然現れた恐ろしい機械獣に襲われる。その時、助けてくれたのが自分と同じような人形だった。 やがて9は自分の他に8体の人形がいることを知る。
傲慢で保守的なリーダー(1)、発明家(2)、一言も発しない双子(3・4)、やさしいエンジニア(5)、芸術家(6)、紅一点の戦士(7)、ミシュランマンに似た腕力バカ(8)と個性あふれる面々。
冒険の行く手に待ち受ける真実。 人類はなぜ滅びたのか? そして人形たちが作られた目的とは?

いかにもバートン好みなビジュアル・ワールド。人形のデザインもなかなかの味わい。

人類のテクノロジーに対する警鐘という、ありがちなテーマでストーリーもシンプル。
人類が滅んだのも「ターミネーター」のそれで、“人形に魂を吹き込む”というのも押井守の「イノセンス」を思わせるね。 おっと「チャイルドプレイ」のチャッキー君も忘れちゃいけませんな。

“魂のばら売りキャラ祭り”というのはコレ、「南総里見八犬伝」か、もしくは少年ジャンプの往年の名作野球漫画「アストロ球団」を思い出さずにはいられますまい。(古いの~)

ジュデイ・ガーランドの「虹の彼方に」が流れるシーンが印象的。
人形たちに託された希望? 失われた世界へのレクイエム? あまりに物哀しい。


それでは「賢人のお言葉」です。

 「魂 — 地上のありとあらゆる諸物から人間を引き離す不滅の炎のきらめき。」 ウィリアム=クーパー
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